待ち望んでいた復帰に、セルティックとそのサポーターは沸いている。そして、古橋亨梧との仕事を始めたばかりのチームメイトは、早くも日本代表ストライカーに魅了されているようだ。

　４月９日のスコットランド・リーグ第33節、セルティックはセント・ジョンストンにホームで７-０と大勝した。旗手怜央が先制点を挙げ、前田大然もネットを揺らしている。そしてこの一戦の後半、ついに古橋が復帰を果たした。

　負傷で長期離脱を余儀なくされた古橋は、これが2022年初出場だ。１月のマーケットで旗手や前田らとともに加入したマット・オーライリーは、「僕がキョウゴと練習したのはまだ数回だけど、本当にトッププレーヤーなのが分かった」と称賛している。（英紙『The Scottish SUN』より）

「彼がどれほど上手いかはみんなから聞いていたんだけど、毎日一緒だと本当にそれが分かる。僕が見たことのない動きのシャープさだ。彼はいつもどこにいるべきかを知っている」

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　21歳のイングランド人MFは「僕が何度か彼に通そうとしたときがあったけど、彼のポジショニングはトップクラスだったよ」と続けている。

「彼とプレーできるのは楽しい。MFにとって、彼は自分の前にいるのに完璧な人だよ」

　古橋不在の間にその穴を埋めてきたのが、ギオルゴス・ギアクマキスだ。オーライリーは「ギアクマキスもトップクラスだった」と話している。

「僕らのスカッドの層の厚さを示している」

　ただ、そのギアクマキスはこの日の試合で負傷した。セルティックは17日、スコティッシュカップ準決勝でレンジャーズと対戦する。宿敵との大一番で、３冠を目指すアンジェ・ポステコグルー監督はどのような起用を見せるのか。その采配に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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