「ベルギーでは期待していなかった」香川真司が現地で驚いたこととは? “最高の同僚”2人も明かす

2022年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ドイツが悪いとは言いたくないけど…」

香川のベルギーの料理への感想は?(C)STVV

 シント=トロイデン(STVV)の香川真司が、現地メディア『De Morgen』のインタビューに応じ、ベルギーについて語った。

 香川は2010年夏にセレッソ大阪からドルトムントへ移籍以降、マンチェスター・ユナイテッド、一度ドルトムントへの復帰を挟み、ベジクタシュ、サラゴサ、PAOKと渡り歩く。今冬からはシュミット・ダニエルや林大地ら、日本人選手も多く在籍しているSTVVでプレーしている。

 欧州6か国目の地に渡ってから3か月。「食」にはかなり満足しているようだ。

「ここの料理は素晴らしい。これには本当に驚きました。シント=トロイデンには、本当においしいレストランがいくつかあります。ドイツに近いですからね……(笑)。向こうが悪いとは言いたくないけど、こっちのほうがいいですね。もちろん、スペインとギリシャもとても良かったですが、ベルギーでは期待していなかったんです」

 ベルギー・リーグについては「クラブ・ブルージュやアンデルレヒトといったチームは、チャンピオンズ・リーグに出ていたり、対戦経験があったのですでに知っていました」と明かし、同リーグで活躍する自身と関りの深い2人にも言及している。
 
「セルヒオ・ゴメス。今シーズンはアンデルレヒトで頑張っていて、すでに12アシストしていますね。ドルトムントでは一緒にプレーしました。ラジャ・ナインゴラン(アントワープ)も知っています。特にフィールド外での彼の人生。メンタリティは僕とはまったく違っていて、正反対なんです。でもピッチの上でも同じように感動を与えてくれるんです」

 また、「これまで共闘したなかで最高の選手は誰か?」との問いにも回答。経験豊富な33歳は、ユナイテッドとドルトムント時代から、1人ずつ名を挙げている。

「マルコ・ロイス、ウェイン・ルーニー、ロビン・ファン・ペルシ、ライアン・ギグス、ジェイドン・サンチョ、ウスマンヌ・デンベレ、ピエール=エメリク・オーバメヤン……。多くの選択肢があります。なかでもルーニーとロイスが最も印象に残っています。試合の洞察力を持つ選手とのプレーは簡単でした。"繋がり"を感じましたね」

 香川はここまでの出場5試合はいずれも途中からと、得点やアシストはおろか、先発の座も奪えていない。それでも「状態は本当に良い感じ。条件的にはかなり良くなっていて、再スタートが楽しみです。時間が必要だったんです」と、確かな自信を覗かせる。

 日本代表の元10番は、ここから本領を発揮し、ワールドカップイヤーにもうひと暴れもふた暴れもできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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