「日本人選手が奇跡を起こすかも」ブンデス公式がドイツ1部で活躍中の日本人プレーヤーを注視! W杯の対戦で脅威になる可能性を指摘

2022年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人選手への視線は熱を帯びている」

ドイツ1部で戦う日本人選手たち。左から遠藤航、鎌田、浅野、奥川。 (C)Getty Images

 4月1日に行なわれたカタール・ワールドカップの組み合わせ抽選会で、日本はE組でスペイン、ドイツ、大陸間プレーオフの勝者(コスタリカorニュージーランド)と同居することになった。

 初戦はドイツに決定。相手は4度のW杯優勝を誇り、現在は元バイエルン指揮官のハンジ・フリックが率いている。トーマス・ミュラーやエマヌエル・ノイアーといったベテランに加え、カイ・ハベルツやレロイ・ザネなど若手の成長も著しい好チームだ。

 今回、W杯での対戦が決まり、同国のブンデスリーガで数多くプレーしている日本人選手の注目度が高まっているようだ。同リーグ公式はHPで「ドイツ対日本戦を前に、ブンデスで戦う日本人選手への視線は熱を帯びている」という特集記事を、7日付けで掲載している。

「浅野拓磨、奥川雅也、鎌田大地、遠藤航といった選手たちはクラブでレギュラーとして活躍しているだけではなく、ドイツ代表との試合でサプライズ勝利をもたらす可能性を秘めた希望を背負っている。

 日本代表にはブンデスリーガのスター選手が多く、ゴール前の脅威、スピード、リーダーとしての資質、ゲームインテリジェンスが特長だ。彼らが年々、ブンデスで派閥を大きくしているのは偶然ではない」
【画像】注目の対戦が目白押し!カタールW杯のグループステージ組分けをチェック
 なかでも、特に注目される選手として、先日のホッフェンハイム戦で2ゴールの浅野、ビーレフェルトで奮闘する奥川、ブンデスでの"トップパフォーマー"として鎌田の名前を挙げている。さらに「シュツットガルトのキャプテンである遠藤と、伊藤洋輝も注目だ。ウニオン・ベルリンに所属する原口元気や遠藤渓太も興味深い」と綴っている。

「フリック監督の前には今、W杯に出場する可能性のある選手の多くが目の前にいるのである。対策を講じるヒントを得られるメリットでもあり、彼らがこの土地で鍛え抜かれているというデメリットもあるというわけだ」

 さらには、すでに代表を引退しているフランクフルトの長谷部誠にも言及している。

「ひとつ残念なのは、2018年に代表を引退した元日本代表キャプテンの長谷部誠が不在な点だ。彼はその勝負の場にいないことになるが、『日本が勝てばいい』と笑って話す。彼の希望が叶わないように、ドイツ代表チームは本大会までに念入りに準備しなければならないだろう」

 コンスタントに日本人選手がプレーしてきたブンデス。果たして、「本気になったドイツ」との対峙で選手たちがどのような戦いぶりを見せるのか、現地でも関心を集めているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

【PHOTO】カカ、ピルロ、アグエロらレジェンドが集結!カタール・ワールドカップ抽選会の厳選ショットを紹介!

次ページ【動画】浅野拓磨がドッペルバック! ホッフェンハイム戦の鮮烈2ゴールをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事