「ボレやカマダといった前線の選手がいて…」バルサ指揮官シャビがフランクフルト戦を控えた前日会見に登場!「油断はしていない」

2022年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スペインではこうしたシステムは馴染みがない」

フランクフルト戦への意気込みを明かしたシャビ監督。(C)Getty Images

 現地時間4月7日、ヨーロッパリーグの準々決勝第1レグが各地で行なわれる。長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、優勝候補筆頭のバルセロナとホームで対戦する。

 前日の6日には両監督の記者会見が行なわれた。バルセロナを率いるシャビは、対戦相手を「非常にフィジカルなチームであり、素早いトランジションでとても危険なチーム。我々はベストな状態だが、フットボールのどんな試合でも気を抜くのは間違っている。油断はしていない」と述べた。スペイン紙『MARCA』が報じている。

「(ラファエル・)ボレやカマダ(鎌田大地)など前線の選手がいて、両サイドのアタッカーは攻撃的で強い。そして(ケビン・)トラップという良いGKがいる。スペインではあまり知られていないかもしれないが、間違いなくトップレベルのチームだ。監督も非常によく働いている。

 通常のリーグで我々が相手にしているシステムとは全く異なる。スペインではこうしたシステムは馴染みがない。彼らは私たちを優勝候補と考えており、非常にタフで難しい戦いになるだろう」

 一方、フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督は「私のキャリアの中で最も重要な試合だと思っている。だが、最も重視すべきは(自分のことよりも)選手と試合だ」と意気込んだ。
 
「90分間、最後の30メートルを守るのではなく、自分たちの強みを生かしたいと考えている。効率的でなければならないが、チャンスを作り出すこともできるはずだ。ベティス戦では、少なくとも7回のチャンスがあった。バルサ戦では2~3回あるかもしれないし、それを活かしてゴールを決めたい」

 また、注視すべき選手としては、好調なウスマンヌ・デンベレとペドリの名を挙げている。

「メッシの退団をどうバルサが乗り越えたのか、非常に興味深く見ていた。適応するのは簡単ではなかったが、彼らはそれをやり遂げた。ペドリはスペイン・サッカー界で最も素晴らしい才能の持ち主のひとりだ。純粋なバルサのDNAを備え、攻守に渡って活躍する。
デンべレはセビージャ戦でのプレーに感動した。倒れてもボールを取り返そうとする姿勢は素晴らしい」

 そして、先発メンバーについては「ベストな状態で組む。クリストファー・レンツ以外のメンバーは試合に参加可能だ。素晴らしい試合になると期待している」とコメント。おそらく、今シーズンのELで4ゴールを奪取している鎌田も先発に名を連ねるだろう。

 フランクフルト対バルセロナは日本時間8日4時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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