【J1】圧巻5連勝の鹿島が首位奪取! 川崎は劇的AT弾で連敗阻止、FC東京が神戸に鮮やか3発逆転勝利

2022年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

“負けていなかった”札幌がついに初黒星

FC東京は森重(3番)の逆転弾など、神戸を相手に3-1で勝利を収めた。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは4月6日、J1第7節の8試合を各地で開催した。

 アビスパ福岡のホームに乗り込んだ4連勝中の鹿島アントラーズは、0-0で迎えた71分に均衡を破る。決めたのは上田綺世。ペナルティアーク付近でパスを受けると、迷いなく右足を強振。強烈なミドルを突き刺す。鹿島は上田の3戦連発弾を守り切り、1-0の完封勝利。圧巻の5連勝で勝点を18に伸ばし、4位から一気に首位に躍り出た。

 前節のセレッソ大阪戦で1-4と完敗し、ホーム無敗記録が「25」でストップした川崎フロンターレは、今節はアウェーでジュビロ磐田と相まみえた。78分に大森晃太郎の得点で磐田が先制に成功。試合はそのままアディショナルタイムに突入し、磐田の勝利かと思われた90+4分、川崎の知念慶が意地の同点弾をゲット。昨季王者が連敗を阻止し、粘り強く勝点1をもぎとった。

 ヴィッセル神戸をホームに迎えたFC東京は、3-1の逆転勝ち。11分に山口蛍に決められリードを奪われるも、54分にまずはアダイウトンが同点弾を挙げる。その3分後、森重真人が逆転弾、66分のディエゴ・オリヴェイラのダメ押し弾で勝利あり。ここまで4分4敗と白星のなかった神戸は5敗目を喫し、またしても今季初勝利を逃した。

 サガン鳥栖は北海道コンサドーレ札幌に5-0の圧勝。10分に本田風智が先制点、60分、64分と垣田裕暉が立て続けにネットを揺らすと、74分に中野伸哉、87分に藤田直之が加点。開幕から6試合連続引き分けだった札幌は、ついに初黒星となった。

 京都サンガF.C.対ガンバ大阪は1-1のドロー決着。京都がピーター・ウタカの先制弾でリードを奪うと、G大阪は新戦力ダワンの移籍後初得点で追いつく。勝点1を分け合う結果となった。
 
 J1第7節の結果は以下のとおり。

▼4月5日開催分
C大阪 0-1 柏
▼4月6日開催分
京都 1-1 G大阪
FC東京 3-1 神戸
磐田 1-1 川崎
広島 2-0 横浜
福岡 0-1 鹿島
鳥栖 5-0 札幌
浦和 1-1 清水
名古屋 2-1 湘南

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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