【川崎】谷口彰悟が俳優に転身?エイプリルフールネタに絡めてリクルートとのオフィシャルパートナー契約を発表!!

2022年04月01日 サッカーダイジェスト編集部

工夫を凝らしたキービジュアルも用意

リクルートの本物のキービジュアルを活用したオマージュカット。谷口が“俳優”に。写真提供:川崎フロンターレ 

 4月1日、川崎は公式ツイッターで「谷口彰悟選手 転職のお知らせ」と題し、「川崎フロンターレ所属の #谷口彰悟 選手が、ダイレクトスカウトを受け、俳優業へ転職することになりましたのでお知らせします。」と発表。周囲を驚かせたが、これは恒例のエイプリルフールネタ。

「すでに、CM出演、主演ドラマ #おフロ刑事 、1st写真集 #時をかける の販売が決定しています」とし、さらに「空いた谷口選手のポジションに関しては、現在、転職サービスを通じて人材募集をかけております」とメッセージ。「センターバック(キャプテン)」の募集要項まで掲載する手の込みようだった。

 この一連の"ネタ"の背景として、クラブは同日に、株式会社リクルート(リクルートダイレクトスカウト)と2022年シーズンのオフィシャルパートナー契約を締結したことを発表した。こちらは正真正銘、本当の話。
 
 経緯としては、同社とオフィシャルパートナー契約が内定し(アップシャツ背中広告〈中段〉、ホームゲーム入場ロード装飾等の協賛が内定)、4月1日に発表予定だったこともあり、エイプリルフールネタと絡めてリリースできないかと、検討を開始したという。

 そして川崎は、リクルートのサービス内容である「転職」、サービス名の「スカウト」に注目。現役選手がスカウトを受けて転職するとの形を取ろうと、サポーターより日頃から「イケメン」「俳優でもやっていける」と称されている谷口を起用することで、話題を提供しようと、準備を進めたという。

 今回、公開されたのは「ハイキャリアに、スカウトという選択肢を。」とのメッセージがあしらわれた、リクルートの本物のキービジュアルを活用したオマージュカット(本物では松坂桃李が登場)。"俳優に転職した"谷口が、白いシャツを身に纏い、凛々しい表情で登場している。

 さらに"俳優・谷口"が主演のドラマカット「おフロ刑事」、写真集カットなども制作。そのイケメンぶりを余すところなく表現している。

 この一連のPRは、各部署の密なコミュニケーションが売りの川崎だからこそ実現したもので、スポンサー企業に広告看板の露出とともに、新たな価値を提供。「今回、本相談を投げかけた際に面白いと受け入れていただき、前向きに進めてくださったリクルートダイレクトスカウトさんには感謝しています」とクラブとしてもコメントしている。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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