「大きなミスを犯した」伊代表DFが汚すぎるロッカールームを謝罪!関係者は釈明「すぐに戻らなければならなかった」

2022年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

吉田は以前「欧州では気分が悪くなる」と発言

ボヌッチが敗戦後のロッカールームの不始末を謝罪した。(C)Getty Images

 イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、自軍の不始末を謝罪した。現地紙『Gazzetta dello Sport』が伝えている。

 イタリアは現地時間3月24日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ準決勝で、北マケドニアとホームで対戦し、32本のシュートを浴びせながら得点を奪えず、0―1でまさかの敗戦。ロシアW杯に続き2大会連続で、プレーオフで涙をのんだ。

 落胆からなのだろうか。イタリア代表は会場となったパレルモのレンツォ・バルベーラ・スタジアムのロッカールームを、散らかし放題のまま撤収。ごみが散乱した汚すぎる状態に、現地メディアからは「フラストレーションや悔しさで正当化できることではない」「選手たちは最悪の姿を残した」などと、批判を浴びていた。
【画像】非難殺到!イタリア代表が去った後の汚すぎるロッカールーム

 ボヌッチはこの出来事について、「大きなミスを犯してしまった」と猛省。「次回はもっと気をつけるよ。失望のなかで、そのようなことが違いを生むとは思いもしなかった。次の試合では、ゴミの管理や捨て方の工夫をお願いする予定だ。申し訳ない」と改善を誓った。
 
 一方で、代表関係者のパオロ・コルビ氏は、「甘く見ていた点であり、すでにパレルモ側に謝罪している」と説明。「失望感で溢れていたし、すぐに飛行機でコベルチアーノに戻らなければならなかった。帰るときのロッカーの状態も、ビデオのものとは違っていたし、全てが私たちのものではない」と釈明した。

 セリエAのサンプドリアでプレーする吉田麻也は以前、ロシアW杯で話題となった日本代表のロッカールームの清掃について、「それが僕たちの文化であり、僕も大好きだ。欧州では気分が悪くなる。スポーツセンターがぐちゃぐちゃだからだ。掃除したい」と語っていた。

 少なくとも今回のアッズーリには、日本代表のような「きれいにしてから帰る」という意識はなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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