「アフリカ人だから最高の契約を結べない」リバプールOBがサラーの扱いにチクリ「離れた場所に行くなと言われた」

2022年03月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もし私がサラーだったら、リバプールに残るだろう」

ディウフ氏(左)が自身の経験を踏まえ、リバプールの後輩サラー(右)の扱いにモノ申した。(C)Getty Images

 元セネガル代表FWエル=ハッジ・ディウフ氏が、古巣リバプールで活躍するモハメド・サラーの扱いにモノ申した。英メディア『SPORT BIBLE』が伝えている。

 29歳のエジプト代表FWは、加入5年目を迎えた今シーズンも、爆発的な攻撃力を存分に発揮し、ここまでプレミアリーグでダントツの20ゴールをマーク。ただ、来年6月までとなっている契約の延長交渉はこじれ、去就が不透明な状態となっている。

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 そんな大エースを巡っては、レアル・マドリーやバルセロナからも関心が聞こえてくるなか、ディウフ氏は『beIN SPORTS』で、後輩の契約問題に言及。「リバプールがサラーの要求を受け入れなければならないのは、明らかだ」と語っている。

「もし私がサラーだったら、リバプールに残るだろう。彼はもっとお金を稼ぐことができるし、(サディオ)マネと並んでクラブで最高の選手だ。ともに多くのトロフィーを手にするだろう。彼は29歳なので、私は彼に『レッズであと4年プレーしてくれ』とお願いするよ。レアル・マドリーへの移籍は、彼がもう一度やり直さなければならないことを意味する」
 
 リバプールは新契約に積極的だが、ネックとなっているのが高額な賃金だ。サラー側は週給40万ポンド(約6400万円)を望んでいるとされるなか、ディウフ氏は自身の経験を踏まえ、そのバックグラウンドが障壁になるだろうと訴えている。

「サラーは自分がアフリカ人であることを自覚しなければならない。彼らは彼をヨーロッパ人のようには扱わないだろうし、他の選手のように最高の契約を与えてはくれないだろう。私がリバプールにいた時も同じで、彼らは自分の国の代表チームでプレーするために離れた場所に行くなと言っていた」

 アフリカとヨーロッパの往復で超多忙を極めながらも、リバプールで150ゴール以上を挙げているサラー。アンフィールドでの輝かしい物語は、この先も続くのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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