冨安健洋ではなくブラジル代表DFを獲得したのはトッテナム“最大の失望”と現地指摘!「トミヤスがより良い補強だったのは明らか」

2022年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「高い代償を払った」

トッテナムは冨安ではなくエメルソン(左)の獲得を選んだが…。(C)Getty Images

 負傷で戦列を離脱し、2022年になってからは欠場が続いている。それでも、アーセナルで1年目の冨安健洋が残したインパクトの大きさは確かだ。特にライバルクラブは、ターゲットを逃したことを悔やんでいるかもしれない。

 冨安は夏のマーケットでアーセナルのライバルであるトッテナムへの移籍が取りざたされていた。だが、移籍市場最終日にアーセナル加入が決定。シーズン前半戦は新顔の中でリーグ有数のパフォーマンスを披露し、一気に評価を高めた。

 一方、トッテナムは冨安ではなく、バルセロナからエメルソン・ロイヤルを獲得した。だが、今シーズンの公式戦で33試合に出場しているブラジル代表SBは厳しく評価されている。

『FOOTBALLFANCAST』は、『SofaScore』の両選手のスタッツを比較。空中戦勝利数が1試合平均で2.7対1.1、ドリブルで抜かれた回数が1試合平均で0.4対1.0など、日本代表DFの数字が上回っていると伝えた。

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 同メディアは「(今季からトッテナムのスポーツディレクターを務めるファビオ・)パラティチにとって最大の失望は、おそらく、スパーズがまさにタケヒロ・トミヤスの獲得に迫っていると思われていたときに、エメルソン・ロイヤルを獲ると決めたことだろう」と報じている。

「トミヤスがイングランド・サッカー界にもう少し楽に溶け込んだのに対し、スパーズの新戦力は苦戦した。アントニオ・コンテ監督が最近、右WBのファーストチョイスをマット・ドハーティにしたほどだ」

 FOOTBALLFANCASTは、エメルソン・ロイヤルに「わずか1年で移籍するとの報道もある」と紹介しつつ、冨安を逃したのはトッテナムにとって痛手だったと伝えている。

「2500万ポンド(約35億円)と評価されるトミヤスが、より良い補強だったのは明らかであり、スパーズは今でも昨夏の決断の高い代償を払っている」

 インターナショナルウィーク明けにようやく復帰するとの声もある冨安。ワールドカップ予選には間に合わなかったが、多才な若きDFを心待ちにしているアーセナルファンは多い。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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