「私ならバロテッリを呼んでいた」イタリア代表監督の母親がモノ申す!「ジョルジーニョが私たちを犠牲にした」

2022年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このチームはEUROの魔法を失ってはいませんが…」

マンチーニ監督の母は、衝撃の敗戦に黙ってはいられなかった。(C)Getty Images

 イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニの母、マリアナ・プーロさんがモノ申した。『Football Italia』が伝えている。

 現地時間3月24日、カタール・ワールドカップ(W杯)の欧州予選プレーオフ準決勝が行なわれ、イタリアは北マケドニアとホームで対戦。優位に試合を進めながら、得点を奪えずにいると、終了間際の後半アディショナルタイムに、ミドルシュートで決勝点を叩き込まれ、0―1でまさかの敗北を喫した。
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 昨夏にはEUROを制しながら、2大会連続のプレーオフ敗退に、世界中で驚きの声が上がるなか、マリアナさんは敗戦の翌日に『Radiouno』で息子が率いる代表チームに言及。今年1月の合宿で久々にアッズーリに復帰した、マリオ・バロテッリを今回のプレーオフでも招集すべきだったと語っている。

「昨日はもっと上手くいったかもしれません。でもこれがフットボールです。試合は自分たちの手の中にありましたが、攻撃は良くなかったですね。私ならバロテッリを呼んでいました。彼には驚異的な身体能力があり、ゴール前では誰も彼を止めることはできないからです」
 
 先の欧州予選では、EURO決勝のイングランド戦(1―1、PK3―2)でPKを外していたジョルジーニョが、予選突破を争ったスイスとの試合でも、アウェー(0―0)とホーム(1―1)でいずれもPKを失敗。最終的に勝点2差でスイスの後塵を拝し、プレーオフ参戦を余儀なくされた大きな要因となった。

「残念ながら、ジョルジーニョのようなミスが私たちを犠牲にしました。わざとやったわけではないので、彼を指さしたくありませんが、3回もペナルティを失敗したとなると……」

 さらに「マケドニアの(決定的な)シュートは1本だけ。それも(GKのジャンルイジ)ドンナルンマが防げたかもしれませんが……。今それを言っても仕方がないですね」とも語ったマリアナさんは、最後にこう指摘した。

「このチームはEUROの魔法を失ってはいませんが、何人かはミスを恐れていたのかもしれません。昨日、1番喜んでいたのはイギリス人でしょうね」

 去就問題に揺れるマンチーニ監督は、母親の意見に何を思うのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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