「フジサン復活」「奇跡の5分」韓国メディアはW杯出場決定の森保Jをどう報じた? 「綺麗なフィニッシュ」と三笘を称賛

2022年03月25日 ピッチコミュニケーションズ

「血闘の末に豪州に劇的勝利」「三笘が爆発」と韓国が速報

日本はオーストラリアとの大一番で2-0の快勝。途中出場の三笘が2ゴールでチームをW杯出場に導いた。(C)Getty Images

 日本代表がアウェーでオーストラリア代表を下し、7大会連続7度目のワールドカップ出場を確定させたニュースは、韓国でも広く報じられている。

 スタジアム・オーストラリアで行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選。日本が途中出場した三笘薫の試合終了間際の89分と90+4分の2ゴールで、2-0と勝利した結果は、韓国でも次のように速報で伝えられた。

「脱落危機に追い込まれた日本、豪州破って7大会連続W杯出場」(一般紙『中央日報』)
「日本、雨中の血闘の末に豪州に劇的勝利…7大会連続W杯進出確定」(総合メディア『イーデイリー』)
「"奇跡の5分"日本が豪州を2-0で撃破、7大会連続W杯本戦出場」(総合ニュースサイト『スターニュース』)
「三笘が2ゴールの爆発…日本、W杯本戦7大会連続出場確定、豪州2-0撃破」(スポーツ紙『スポーツ朝鮮』)
「"三笘マルチゴール"日本、豪州2-0制圧…7大会連続W杯本戦進出」(スポーツメディア『スポーツトゥデイ』)
 
 なかでも、サッカー専門メディア『Best Eleven』は、勝利の立役者となった三笘を絶賛。「南野のポスト直撃2回に泣いた日本、三笘が崖っぷちから救った」と題し、次のようにパフォーマンスを評価した。

「決定力が足りなかった。前半、南野の会心のシュートが2度もポストを強打した。31分には正確に狙ったヘディングシュートがクロスバーに当たってはね返り、続く36分もゴール前で飛び込んだが、こちらもバーに嫌われた。これには日本のファンが座る観客席からもため息が漏れた」

「挫折していた日本を立ち直らせたのは、後半から投入された三笘だった。84分、南野と交代でグラウンドに登場した三笘は、投入から5分でゴールネットを揺らした。ゴール前での混戦の状況で奇襲的に走り込み、ボールをゴールに押し込んだのだ。これにとどまらず、アディショナルタイムには個人技を発揮してペナルティエリア内に侵入し、最後は綺麗なシュートでフィニッシュ。追加点を決めた」
 

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