クラブ初の日本人選手は、後輩たちの活躍を喜んでいる。そして、さらに後を続く者が現れることを望んでいる。

　セルティックOBの中村俊輔（現・横浜FC）が、クラブの公式マガジンで、現在のチームに古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介と４人の日本人選手が在籍していることに言及した。専門サイト『67 HAIL HAIL』が報じている。

　中村は『Celtic View』で「セルティックの成功は本当にうれしい。アンジェ・ポステコグルーが指揮を執り、日本人選手を４人獲得したのはうれしい。彼らはみんな良いプレーをしている。セルティックは本当に良い４選手を獲得したと思う」と話した。

「陽介は代表で10キャップ以上をこなしており、素晴らしいタレントだ。怜央はまだ日に日に良くなるばかりで、日本で２度のリーグ優勝を経験している。大然はとても速く、モダンサッカーに求められる能力を全てを備える選手だ。監督のスタイルにも合っている」

　さらに、「これからもっと日本人選手がセルティックに加わり、クラブを助けられるように願っている」と続けた。

「今は極東からセルティックを応援するサポーターのひとりだ。彼らがみんなクラブの歴史に名を刻めるように願う。全員の幸運を祈っている」

【動画】「被る」「そっくり」旗手の衝撃ゴラッソと中村俊輔が宿敵から決めた約30メートルの伝説弾をチェック

　レジェンドの発言に、『67 HAIL HAIL』は「今シーズンのセルティックが４人の日本のタレントを獲得すると想像した人は多くない。Jリーグはスコットランド・サッカー界のレーダーに含まれる市場ではなかった。だが今、セルティックはアンジェの下でそこを開拓した恩恵を受けている」と報じた。

「それはナカムラをとても満足させているはずだ。セルティックのサポーターでもある彼にとって、今シーズンのクラブの成功は大きな喜びとなっているに違いない。だが、それが日本の才能に基づく成功ならば…ファンタスティックだ。夏にまたアンジェが日本に手をつけることは十分に予想される。もちろん、監督が同じようによく知る別のアジア市場についても同様だ」

　ポステコグルーの招へいを機に、グローバル化が進んでいるセルティック。中村や４選手に続く存在は出てくるか。今後も注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち