【東アジアカップ】最終戦2日前の練習を終えて――米本「結果が出れば周囲の批判も収まると思う」

2015年08月07日 サッカーダイジェスト編集部

「出るか出ないかに関係なく、いつでも良い状態で準備している」(丹羽)

「なにかあれば(遠慮せず)聞きにきてほしい」とハリルホジッチ監督。この日の話は最終戦となる中国戦へ向けてだけでなく、帰国後にも及んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 東アジアカップを戦う日本代表は、8月9日に中国との最終戦を迎える。試合を2日後に控えた8月7日の練習後、3人の選手が次のコメントを残している。
 
米本拓司(FC東京/MF
 
――ここまでの結果に対して、厳しい見方をされています。ご自身はチームの戦いぶりをどう受け止めていますか?
 
「監督がやろうとしていることを、素直にやろうとし過ぎている部分はあります。ただ、そのなかで結果が出れば問題ないと思うし、負けたり、引き分けたりしているから批判を受けるわけで……。
 
 結果が出れば周囲の批判は収まると思う。中国戦は勝点3を絶対に取らなければいけない。まぁ批判があるかどうかは分からないですけど、監督はそういうのを全部受け止めると言っていたので。負けたらどうしても、批判されがちだけど、俺たちの進んでいる方向は正しいと言っているので、中国戦で勝点3を取ることだけを考えて今はやっています」
 
――ハリルホジッチ監督も「日本人は言ったことを守り過ぎる部分がある。もう少し柔軟にやっていい」と話していますね。
 
「そうですね。急造チームなのでチームのコンセプトが浸透しきれていなかったし、なかなか(実戦的な)練習ができていませんでした。試合を追うごとに良くなっているし、それが中国戦で出せれば良いと思うので、個人的にはしっかり準備をするだけ。誰が出るか分かりませんが、出ても出なくても、しっかり勝点3を取ることに貢献したい」
 
丹羽大輝(G大阪/DF
 
――ハリルホジッチ監督からどんな話があったんでしょうか?
 
「しっかりとトレーニングすることで、レベルは自然に上がっていくから、練習から気を抜かずにやっていこうっていう話をされました」
 
――その他に細かい指示などは?
 
「特にありません。最後の中国戦に勝ちに行くということと、帰国してからの練習が大事になるから、それをしっかり意識してやっていこうと言われました」
 
――具体的にどういうところが大事になるのでしょう?
 
「個々で(大事になる部分は)違うから、なにかあれば聞きに来てほしいと。コーチもいるから、足りない部分や自分で分からないことがあれば、なんでも聞いてくれと言われています」
 
――昨日、ミーティングでビデオを見たのでしょうか?
 
「今日と明日で自分たちのビデオと相手のビデオを見るみたいです」
 
――実戦形式の練習があまりありません。
 
「明日やるんじゃないですかね。今日はコンディションをしっかりと回復させると言っていたので」
 
――選手を分けたから、(実戦形式で)やるのかなと思いました。
 
「僕はやる気満々でしたけどね」
 
――分けたことに関して説明はあったのですか?
 
「いや、特には。もうメニューは決まっていたと思いますし。やっぱり僕ら出ていない選手はしっかりコンディションを上げないといけない。出るか出ないかに関係なく、いつでも良い状態で準備していますし、練習時間は限られているので、それ以外のところでできることはしっかりやっていこうと思います」
 
遠藤 航(湘南/DF
 
――ここまでの手応えはいかがでしょうか?
 
「うーん、やっぱり試合に勝っていないので、そこは物足りない。自分自身のパフォーマンスも悪くはないですけど、普通ですかね。守備では(相手に)ある程度やらせないようにできていると思いますけど、攻撃に絡む回数や運動量はまだ物足りません」
 
――2試合連続してフル出場してます。
 
「(3試合目もフル出場する)準備はしないといけませんし、中2日じゃなく中3日なので、良い準備はできると思います」
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