３月12日に開催されたプレミアリーグ第29節で、２位のリバプール（勝点63）は13位で４連敗中のブライトン（同33）と敵地で対戦。先発の３トップには右からサラー、マネ、ディアスが入り、ベンチにもフィルミーノとジョッタが控えるなか、南野拓実は無念のベンチ外となった。
 
　首位のマンチェスター・シティを６ポイント差で猛追するリバプールは、19分に試合を動かす。マティプの縦パスから抜け出したディアスが、前に出てきたGKサンチェスと衝突しながらもヘッドで押し込んだ。今冬にポルトから移籍したコロンビア代表FWは、加入後２点目となった。
 
　さらに43分には、カウンターからサラーが一気にペナルティエリア内まで持ち運び、左足でフィニッシュするも、サンチェスに阻まれる。
 

　１―０で折り返すと、迎えた61分にケイタの放ったシュートが、エリア内でブロックに入ったビスマの手に直撃し、PKを獲得。これをサラーがど真ん中に決め、リードを２点に広げる。エジプト代表FWは、リーグ戦の得点数を20ゴールの大台に乗せた。

　その後、アウェーチームは65分に左足の違和感を訴えたサラーと、ケイタを下げて、ジョッタとチアゴを投入し、チャンスを作ったものの、３点目は生まれず。２―０でブライトンを下し、リーグ戦の連勝を８に伸ばした。

　一方、ポッター監督率いるブライトンは５連敗となり、うち４試合でノーゴールとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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