「フルハシ不在は大きな損失」古橋亨梧の長期離脱に英国人記者が見解「彼のゴール、動き、知性がないのは…」

2022年03月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼が完全にフィットして爆発していれば…」

現在は故障離脱中の古橋。4月上旬に復帰との報道も。(C)Getty Images

 勝負に「もしも」はない。アンジェ・ポステコグルー監督とセルティックの面々は、目標を達成するために、リアルな今を戦い抜こうと集中しているはずだ。それでも、周囲は考えずにいられないだろう。古橋亨梧が長期離脱していなければ、セルティックはどうなっていたのか、と。

 古橋は昨年12月中旬からほとんどの試合を欠場している。ハイバーニアンとのリーグカップ決勝に強行出場し、2得点をあげてチームの優勝に貢献したが、12月26日のセント・ジョンストン戦で太ももを痛めて15分で途中交代。以降は戦列を離脱している。

 ギオルゴス・ギアクマキスや1月に獲得した前田大然が穴を埋めているセルティックだが、古橋はリーグカップ決勝を含め、シーズン前半戦で16得点とゴールを量産してきた選手。そのエースが2022年になって1試合も出られていないことが、セルティックにとって大きな痛手なのは当然だ。

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 英国人ジャーナリストのピート・オルーク記者は、『GIVEMESPORT』で「彼のゴール、動き、インテリジェンスがないのは、セルティックにとって大きな損失だった」と話している。

「彼が完全にフィットして爆発していれば、セルティックは今の状態よりも優勝に向けて大きく優位に立っていただろう」

 それでも、セルティックは宿敵レンジャーズに3ポイント差をつけてリーグ戦の首位に立ち、スコティッシュカップでも準々決勝進出を達成。国内3冠の可能性を残している。

 ポステコグルー監督は先月、古橋の復帰が近づきつつあることを示唆した。一部では、3月のインターナショナルウィーク明けに復帰する可能性も噂されている。具体的な日程は不明だが、古橋が戻れば、セルティックにとって大きな後押しとなることは確かだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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