パリ五輪を目指すU-21日本代表候補が横浜と練習試合を実施。藤尾翔太と鮎川峻の2ゴール、小堀空の1得点で5-1と勝利

2022年03月09日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

藤尾翔太が幸先良く2ゴールを奪取

左側が前半のスタメン布陣、右側が後半のスタメン布陣

 パリ五輪を目指すU-21日本代表候補が3月9日、高円宮記念JFA夢フィールドで横浜F・マリノスとトレーニングマッチを実施。45分ハーフで行なわれ、5-1で勝利した。

 立ち上がりから個々がアグレッシブなプレーを見せるU-21代表は、7分に先制点を奪う。右サイドを駆け上がった半田陸がクロスを上げると、ゴール前の藤尾翔太がヘディングでネットを揺らした。

 藤田譲瑠チマと山本理仁のボランチコンビを中心にポゼッション率を高め、徐々にゲームを落ち着かせる。22分には高い位置からプレッシングをかけてボールを奪い、ショートカウンターから藤尾が右足でゴールを決めた。

 27分にPKで失点したものの、41分には甲田英將が華麗なドリブルからスルーパスを供給。反応した途中出場の鮎川峻が相手最終ラインの裏に抜け出し、冷静なフィニッシュで追加点を奪った。
 
 後半に入るとU-21代表はメンバーを大きく入れ替える(写真フォーメーション参照)。そして55分には、左サイドを突破した宮城天のグラウンダークロスに、小堀空が合わせてネットを揺らした。

 67分には左サイドからのクロスを櫻川ソロモンが頭で折り返し、走り込んだ鮎川がダイレクトシュート。鮮やかな崩しで追加点を奪った。

 試合は5-1でタイムアップ。U-21日本代表候補が横浜に快勝した。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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