現地時間３月６日に開催されたセリエAの第28節で、勝点57で並ぶ首位ナポリと２位ミラン（順位は前節終了時点）が、前者のホームで激突した。

　序盤から首位攻防戦に相応しい激しいデュエルが繰り広げられるなか、ナポリは20分、13分にも単独突破でチャンスを作りかけたFWオシメーンが抜け出してシュートを放つが、枠を捉えられない。

　ミランは27分、FWレオンが持ち込んでグラウンダーのミドルシュート。これは敵GKオスピナにキャッチされる。
 

　均衡が破れたのは、後半に入って49分だった。ミランは敵ペナルティエリア内の混戦から、こぼれ球を右SBカラブリアがシュート。これにジルーがゴール前で反応し、先制点を奪う。

　アウェーチームは55分にも、ベナセルが左足で際どいシュートを放つも、オスピナの好セーブに阻まれた。

　なかなか反撃の糸口が見つけられないナポリは77分、途中出場のウナスが右サイドから切れ込んでシュートを放つが、わずかにゴール左に外れる。85分にはオシメーンが持ち込んで狙うが、これもGKメニャンにブロックされた。

　89分には昨年11月23日以来の出場となるイブラヒモビッチを投入したミランが、終盤のナポリの猛攻を凌ぎ切り、ウノ・ゼロ（１-０）の勝利。今節を終えているインテルに２ポイント（１試合消化が少ない）、ナポリに３ポイントの差をつけて単独首位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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