「毎回、試合中に帰らせられていた」大久保嘉人が元ブラジル代表“悪童”の驚愕秘話と意外な素顔を明かす!「2人部屋だったんですけど…」

2022年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すごくタフで何をするか分からない」

マジョルカ時代の同僚のエピソードを明かした大久保氏。(C)Getty Images

 昨季限りで現役を引退した元日本代表FWの大久保嘉人氏が、DAZNで3月3日に配信されたラ・リーガ第21節のマジョルカ対レアル・ソシエダ戦の解説を担当。マジョルカ時代に共闘した"悪童"について語った。

 2004年の11月にセレッソ大阪からマジョルカへのレンタル移籍が決定した大久保氏は、在籍1年半で、ラ・リーガ39試合に出場して5ゴールを挙げた。

 そのスペイン時代に、"ルームメイト"だったのが元ブラジル代表MFのフェリペ・メロ(現フルミネンセ)だったという。気性の荒さと激しいタックルから"ピットブル(狂犬)"と呼ばれ、レッドカードの多いことでも知られる暴れん坊は、当時から問題児だったようだ。

 大久保氏は「練習試合で毎回、試合中に帰らせられていた」と驚きの事実を明かしている。

【動画】大久保嘉人が「怖かった」と語った"狂犬"フェリペ・メロの激しすぎるプレー 
 F・メロといえば、ユベントス時代の同僚であるジョルジョ・キエッリーニに自伝で「最悪の中の最悪。彼とはいつもケンカになる恐れがある。腐ったリンゴだ」と酷評されたり、サンパウロ時代に指揮官に殴りかかったりなど、"悪童ぶり"を伝えるエピソードは枚挙に暇がない。

 ただ、ピッチを離れれば、意外にも人柄は悪くなかったようだ。「すごくタフで何をするか分からない」「自分が言うのもなんですけど怖かった」とそのプレースタイルについて評した大久保氏は、「試合前日のホテルは、いつも彼と2人部屋だったんですけど、すごく気さくで、いい奴で」と素顔を明かしている。。

 さらに、「怖そうだなとか、プレーが激しいなという奴であまり悪い人はいないと思いますよ」と続けた。

 共にプレーしたのは半年だけだったが、サッカー界きってのバッドボーイは、記憶に残っているチームメイトのようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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