ミランのズラタン・イブラヒモビッチは、昨年出版した自伝の中で、古巣パリ・サンジェルマンを「規律がない」と評した。パリSGの幹部であるレオナルドSDは、不快感を隠していない。

　イブラヒモビッチは2012年夏にミランからパリSGに移籍し、４シーズンでリーグ１優勝４回をはじめ、国内の数々のタイトルを獲得。公式戦180試合で156得点を記録した。

　ミランからイブラヒモビッチをパリに引き抜いたのがレオナルドだ。だが、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、レオナルドはフランス紙『L'Equipe』のインタビューで、「どこが規律なしというんだ？ 答えるにも値しない」と、イブラヒモビッチの発言に反論している。

「パリSGを退団した選手が我々のことを話すのをやめられないのは、いつも理由があるのだろう。全世界でここに来ることが望まれるんだ」

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　さらに、レオナルドSDは「ズラタンは何度かPSG復帰を求めてきた」と述べた。

「私は今でも、彼のキャリアのためにこのクラブがしてきたことについて彼が公に感謝するインタビューを待っているよ。パリSGは彼の前にも後にも存在する。どこに規律がないというんだ？」

　ネイマールが試合数日前にクラブに出かけるなどと騒がれることについても、「プロフェッショナルじゃなくて12年もトップであり続けることができるなんて、本当に思っているのか？」と一蹴している。

「SNSは現実をゆがめたイメージを与えるんだ」

　レオナルドSDの発言を受け、今度はイブラヒモビッチが反応するのか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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