「マエダのことが本当に好き。だが…」前田大然にレジェンドOBが苦言「セルティックのCFとして納得させないと」

2022年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「セルティックが頼りにするのは彼だけなんだ」

公式戦3試合ノーゴールの前田。2日の試合で結果を出せるか。(C)Getty Images

 加入してからの古橋亨梧のインパクトが大きかったゆえに、同じストライカーの前田大然にかかるプレッシャーは小さくない。チームが停滞気味とあれば、厳しい声も寄せられる。

 セルティックは週末のハイバーニアン戦で0-0と引き分けた。ヨーロッパカンファレンスリーグの決勝トーナメント・プレーオフで敗退していたこともあり、チームは批判を浴びている。

 レジェンドOBのジョン・ハートソンは、公式戦3試合でゴールがない前田に、早くネットを揺らし始めなければいけないと警鐘を鳴らしている。地元紙『Daily Record』が報じた。

 ハートソンは『The Go Radio Football Show』で「マエダは本来の水準からして悪い試合だった。ボールをキープして相手を動かしたが、ゴールという点ではセルティックにもっと期待している」と、ハイバーニアン戦のパフォーマンスに苦言を呈した。

「スタートはOKだったと思う。私は彼が好きだ。彼はシャープだと思う。背後に素早く動き、本当に良い走りをする。だが、数週間前にギオルゴス・ギアクマキスについて言ったのと同じように、セルティックのCFとして納得させられなければいけないんだ」

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 元ウェールズ代表FWは「卓越した選手、決定的な得点を挙げる選手でなければいけない。ゴールを決めなければ、アシストしなければいけないんだ」と続けている。

「マエダのことは本当に好きだよ。だが、彼は得点を量産するのに苦しんでいると思う。キョウゴとギアクマキスがいなければ、セルティックが頼りにするのは彼だけなんだ。今後決まってくるようになると思うが、今はのんびりしていられない。本当に今こそゴールを決め始めなければいけないよ」

 加入して2か月で早急に結果を求められるのは酷だ。だが、シーズン半ばの移籍はその困難も乗り越えなければならない。前田はこの重圧の中で結果を出すことができるだろうか。セルティックは3月2日にセント・ミレンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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