柏が3-1で横浜を撃破! 畠中を退場に追いやったドウグラスが逆転弾も決めて獅子奮迅の働き

2022年02月27日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

先制点を決めた細谷はドウグラスのゴールを演出

逆転ゴールを決めたドウグラス。チームの勝利に大きく貢献した。写真:徳原隆元

 J1リーグの柏レイソル対横浜F・マリノスが2月27日、三協フロンテア柏スタジアムで行なわれ、3-1でホームの柏が勝利した。

 立ち上がりにいきなりチャンスを掴んだのは柏。ペナルティエリア手前でドウグラス→マテウス・サヴィオとつなぎ、最後は細谷真大がシュートに持ち込む。しかし相手DFにブロックされ、得点とはならなかった。

 すかさず横浜が反撃。5分、永戸勝也がエウベルのスルーパスに反応し、左サイドの裏に抜け出して高速クロスを上げる。すると、ゴール前で相手GKが弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰め、ネットを揺らした。

 その後はポゼッションで攻勢に出た横浜に対し、ホームの柏はリトリートからのカウンターを狙う。24分には相手DFのパスをカットしたM・サヴィオからのアシストで、ゴール前の細谷が同点弾を決めた。
 
 半ば自滅の失点でリズムを失った横浜は、その後もミスが目立つようになる。30分には畠中槙之輔が不用意なファールで警告を受けると、35分にはドウグラスを倒し、2度目のイエローカードで退場となった。

 数的優位に立った柏は41分にドウグラスが絶好機を掴み、後半に入っても得意の速攻で攻め続ける。そして60分には細谷が前線からプレスをかけて相手GKのミスを誘い、こぼれ球を拾ったドウグラスが逆転弾を奪った。

 終盤には横浜の岩田智輝の退場もあり、柏は後半アディショナルタイムに途中出場の小屋松知哉がダメ押しの3点目を奪い、3-1でタイムアップ。ドウグラスの獅子奮迅の働きもあり、ホームチームが開幕2連勝を飾った。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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