【J1採点&寸評】鹿島0-2川崎|MOMはチームを支えた橘田!先発抜擢の2選手が結果で応える。鹿島CBは厳しい評価に…

2022年02月27日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――クォン・スンテが最後部から鼓舞

【警告】鹿島=なし 川崎=なし
【退場】鹿島=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】橘田健人(川崎)

[J1リーグ2節] 鹿島0-2川崎/2月26日(土)/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5

開始直後のミスで浮足立っているうちに失点を重ね、早々と勝負を決められてしまった。ハーフタイムで修正し後半頭から猛攻を見せたが、結果的には無得点。チームとしての完成度の差を感じるゲームになってしまった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5

開始直後に失点も、7分には好セーブを披露。結果的に2つのゴールを許したが、調子の上がらないチームを最後部から鼓舞した。

DF
32 常本佳吾 5(66分OUT)

内に絞って中央部への守備にも奔走。攻め上がりからクロスを供給する場面も作ったが、相手に傾いた流れを止めるには至らず。

5 関川郁万 4.5(HT OUT)
開始直後の失態を引きずっていたのか、足もとが定まらずパスミスが目立った。「この試合を経験させたかった」という岩政監督代行の期待に、今後の成長で応えるしかない。
 
20 キム・ミンテ 4.5
立ち上がりの失点に繋がる場面では雑なパスからピンチを広げる結果に。クォン・スンテに檄を飛ばされるなど、集中力を欠くプレーが見られた。

2 安西幸輝 5
攻め上がる姿勢を見せ、高い位置を積極的に取りに行った。一方で、2失点目は佐々木をマークしきれないなど守備の局面では存在感が希薄に。

MF
14 樋口雄太 5.5

攻撃時にはやや遠慮がちだったが、上手くいかない現状を打破しようと運動量で貢献。51分にはクロスバーを掠めるシュートも放つ。

21 ディエゴ・ピトゥカ 5.5
相手の守備意識の高さに、この日は持ち前のセンスやテクニックを発揮できず。いら立つシーンが目立った。
 

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