レアル・マドリーの下部組織に所属する中井卓大が２月24日、クラブとの契約を更新したことを自身のSNSで発表した。

　現在はフベニールA（U-19）に所属する18歳は、これで来シーズンにカスティージャ（スペイン３部に所属するBチーム）に昇格することが確実となった。

　このニュースに対し、U-19日本代表のロールモデルコーチを務める元日本代表の内田篤人氏は、テレビ朝日の番組「報道ステーション」にVTRで出演し、「コロナという時期もあって、（U-19代表に）呼ぼうにも呼べないのが現状。もちろん彼の名前は常に入っています」と語り、こう称賛している。

「技術的に非常に優れていて、細かいタッチから正確なシュートも撃てる。（マドリーの）未来のある選手たちの中でもフリーキックを蹴れる（担当できる）というのは、本当に正確なキックが蹴れないと選ばれない。技術的に本当に優れているという印象です」

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　そのカスティージャを率いるのは、内田氏がシャルケでチームメイトだったマドリーのレジェンド、ラウール・ゴンサレスだ。すでに何度か中井をカスティージャの試合でも起用している元同僚については、こう評している。

「僕が現役の時から、非常に細かく教えてくれましたし、選手の意見も聞いてくれる監督だと思いますので、しっかり吸収すれば、トップチームに呼ばれることもあると思う」

　最後に、「ついにここまでというか、キャプテン翼の世界。世界の本当に一握りだけの選手が行けるチーム。凄いですねしか言えない」と締めくくった。

　名手も注視する日本の宝石から、ますます目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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