日本で生まれた衝撃のゴールが世界で話題となっている。２月20日、J２開幕節のヴァンフォーレ甲府戦（○４‐１）でファジアーノ岡山のブラジル人FWチアゴ・アウベスが決めた超ロングシュートだ。

　２-１と１点リードで迎えた52分だった。自陣のセンターサークル付近でボールを拾ったT・アウベスは、相手GKが前に出ているのを確認し、なんとハーフウェイラインより手前から左足でロングシュート。これがGKの頭上を越えて、ゴールに吸い込まれた。
【動画】世界に衝撃！ T・アウベスが決めた衝撃の超ロングシュート
 

　この驚愕の一撃に、母国ブラジルのメディア『globo』は、「日本でチアゴ・アウベスが中央より手前からゴールを決めた。プスカシュ賞（FIFA年間最優秀ゴール）も夢ではない」と最大級の賛辞を寄せた。

　また、『香港01』も「日本で超ロングシュートが決まった。エキサイティングな一撃だ」と驚きをもって報道。世界的レジェンドのゴールを引き合いに出し、次のように伝えている。

「このような弧を描いたシュートは、世界的にはリバプール時代のシャビ・アロンソがニューカッスル戦で決めたゴールや、言うまでもなくハーフウェイライン付近からデイビッド・ベッカムがネットを揺らした有名な得点がある。T・アウベスのゴールは位置からいっても、シャビ・アロンソのゴールに近かった」

　伝説のゴールとも比較された超ロング弾。果たしてプスカシュ賞のノミネートなるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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