パリ五輪世代の若きホープが同点弾! 清水vs札幌は1-1ドロー決着…新加入の興梠慎三はPKゲットでアピール

2022年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

興梠が約半年ぶりにスタメン出場

強烈なシュートで同点ゴールを奪った鈴木。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは2月19日、各地で開幕節の8試合を開催。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルス対北海道コンサドーレ札幌の一戦が行なわれ、1対1の引き分けとなった。

 試合は序盤、アウェーの札幌が前線からの積極的な守備でペースを掴む。15分には、敵陣に押し込むと、クロスのこぼれ球をルーカス・フェルナンデスがボレーで叩き込み、ネットを揺らす。札幌が先制した。
 
 札幌は20分過ぎにも、今季浦和から期限付き移籍で加入し、約半年ぶりにスタメンを飾った興梠慎三がダイレクトボレーで狙うと、これが相手DFの腕に当たりPKを獲得。しかし、キッカーのL・フェルナンデスのシュートは、日本代表GK権田修一の好セーブに阻まれ、追加点とはならなかった。

 後半は立ち上がりに清水が立て続けにチャンスを得るも、GK菅野孝憲が再三のビッグセーブでゴールを死守。清水に同点ゴールを許さない。

 しかし68分、清水はDF原輝綺の縦パスに反応したFW鈴木唯人が右サイドを抜け出すと、そのまま右足を一閃。逆サイドへ強烈なシュートを突き刺した。パリ五輪世代で日本代表候補にも選出された20歳の一発で、清水が同点に追いつく。

 その後、ともにチャンスを掴むも勝ち越しのゴールは奪えず、1-1でドロー決着。互いに勝点1を得る結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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