[J1 第１節]川崎１-０FC東京／２月18日／等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎　６
　開幕戦ということもあり、苦しいながら勝ったことに意味があるのだろう。試合の入りこそ良かったが、時間が経つにつれ中盤の強度が下がり、攻撃も単発に。L・ダミアンの技ありヘッドとチョン・ソンリョンの数度の好セーブに救われた。
 
【川崎｜採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
１　チョン・ソンリョン　7.5
FC東京の強烈なシュートをことごとくセーブ!!　ハイライトは後半にレアンドロとの１対１を制したシーンで、この守護神がいなければ勝利はなかった。
 
DF
13　山根視来　5.5
粘り強い守備で奮闘、ただ、この日は自慢のオーバーラップは控え目で、攻め上がった際もいつもの周囲との流れるような連係が限られた印象だ。
 
５　谷口彰悟　６
浦和戦に続きやや軽い対応が見られた面もあった。それでも終盤のFC東京の猛攻に対しても声を張り上げながら最終ラインを統率。チームを引き締めてクリーンシートを達成した。
 
 

７　車屋紳太郎　5.5（87分OUT）
縦パスの精度や円滑にボールを動かす面はさすが。スピードを生かした守備や、危ない場面でのクリアもあった。ただ後追いが見られたシーンも。心配なのは終盤の負傷交代。重い怪我でなければ良いが……。
 
２　登里享平　5.5
「チャナ、もう少し左!!」など的確な指示で前からの守備をサポート。この日もチームのバランサーを担った。ただし、攻撃面でもう少し関わりたかったか。終盤は身体を張ったが、危ないクリアも。

MF
10　大島僚太　5.5
アンカーとして先発。相手のプレスを外すターン、パス出しのタイミングと狙いどころ、視野の広さなどはやはり抜群で、特に序盤は"らしい"プレーを披露した。もっとも流れが悪くなった時にこそ仕事をしたかったところ。
 
14　脇坂泰斗　5.5（76分OUT）
やはり14番のプレッシャーがあるのか、立ち上がりこそ溌溂とピッチを駆けまわり、ボールを前に運んだが、徐々にトーンダウン。得意のプレースキックも不発で、富士フイルム・スーパーカップに続いて途中交代。早く結果を残し、少しでも重圧から解放されれば良いように映るが……。今は生みの苦しみか。
 
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