「ハタテのベンチは心が痛んだ」ポステコグルー監督の采配に地元メディアが苦言!「アンジェが間違えるのは稀だが…」

2022年02月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「前半に欠けていたのは彼の存在」

旗手が途中出場となったセルティックは1ー3で完敗。その存在の大きさが窺い知れる結果となった。(C)Getty Images

 就任1年目ながら国内で見事な戦いを繰り広げ、王座から陥落したセルティックを復活させたアンジェ・ポステコグルー監督の手腕は確かだ。だが、欧州の舞台で手痛い黒星を喫し、指揮官の選手起用には疑問の声も上がった。

 現地時間時間2月17日、セルティックはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の決勝トーナメント・プレーオフ第1レグで、ボデ/グリムト(ノルウェー)にホームで1-3と敗れた。

 序盤に先制点を献上したセルティックは、後半に追加点を許すと、前田大然のゴールで1点を返したものの、終盤に3点目を決められた。敵地での第2レグを前に厳しい状況に立たされている。

 ポステコグルー監督はこの試合で旗手怜央をベンチスタートにした。加入してからの活躍ですでに存在感を高めている24歳のMFの起用について、セルティック専門サイトの『67 HAIL HAIL』は、「アンジェが間違えることは稀だが、今夜はそれだった」と報じている。
 
「レオ・ハタテをベンチスタートにするという決断について、最近の彼の出場時間が多さから必要だったと監督は説明するかもしれない。だが、クラブにとってのビッグマッチで試合前に彼がベンチに座るのを見るのは心が痛んだ」
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 同メディアは「あの前半に欠けていたのは、彼の存在だったと思う。セルティックの中盤は、日本人MFがピッチにいればなかっただろう形で破られた。彼がいかに頑張って戻り、攻撃陣にプレッシャーをかけられるか、我々は知っている」と続けた。

「あとから言うのは簡単だが、(マット・)オーライリーと(トム・)ロギッチのコンビネーションは試合を通じて全く機能していなかったと思う。今後、コーチングスタッフが理解する必要のあることだ」

 2点ビハインドで敵地に乗り込むことになった1週間後の第2レグで、オーストラリア人指揮官はどのような采配を振るうのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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