「10番にするかという説もあったんだけど」ヴィッセル槙野智章が“背番号14”に秘めた想い

2022年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1+4で5だから」

新天地・神戸での背番号は「14」。試合を決定づけるような活躍に意欲を燃やしつつ、「神戸の14番は槙野というイメージを作りたい」と語る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸の槙野智章が、自身のYouTubeチャンネル『槙野智章の俺じゃけん』で、元日本代表で実業家の鈴木啓太氏と対談。今冬に浦和レッズから神戸に移籍した槙野が、新天地での"背番号14"について言及した。

 クラブ側の「差別化を図りたい」との意向で、浦和時代の「5番」は選択肢から外れる。自身が2018年のロシア・ワールドカップに出場した際の「20番」も浮かんだが、「20番に対して、こだわりを持っている選手がつけていたから」と遠慮したという。

「10番」の可能性もあったが、それも実現せず。事の顛末を槙野は説明する。

「10番、言ったよ。言ったけど、大迫が(去年の)夏に入ってきたときに10番にしたんだけど、神戸にはエース番号があって。13番で、なかなかつけられない、と。それで、大迫を13に移動させて、10番を槙野にするかという説はあったんだけど、大迫から10番をそのままつけたいという話もあって」

 そこで空いている番号を探して、「14番」に決めた。

「イメージ的には、クライフとか、中村憲剛とか、攻撃的なイメージが強いと思うんですけど、攻撃も大好きっていうのもあって。新しい像を作りたい、DFで14番というのを作りたかったし、あとは1+4で5だから」
 
 鈴木氏が「14番だったら、試合を決定づける仕事をしてほしいなっていうイメージが、みんなあるじゃない?」と述べると、槙野は「今シーズンは魅せますんで!」と意気込み、次のように続ける。

「試合を決定づけられるようなプレーもそうですけど、早くヴィッセル神戸の14番は槙野っていうイメージを作りたい」

 バイタリティあふれる34歳は、新たな挑戦に奮い立っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連動画】槙野智章が鈴木啓太氏と対談。2022年の注目選手や新背番号決定までの秘話など

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