ジュビロ大津祐樹がスポーツブランド『KELME(ケレメ)』の取締役に就任!「違った世界での経験はサッカーにも良い影響がある」

2022年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕が手伝うことで何かを変えていけるチャンス」

プロ選手であり、ビジネスマンの顔も持つ大津。「僕自身、挑戦を好む性格」と、旺盛な探求心で活躍の場を広げている。写真:shota yokokura

 ジュビロ磐田の大津祐樹が、スペインのスポーツブランド『KELME(ケレメ)』の取締役に就任した。プロのフットボーラーでありながら、ビジネスの世界でも活躍。常に新しいことにチャレンジし、邁進し続ける男の原動力となっているものとは――。

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――『ケレメ』の取締役に就任した経緯と思いを聞かせてください。
「ケレメはスペインのスポーツブランドで、多くのプロスポーツクラブのスポンサーやサプライヤーとしてサッカー界にも浸透していますが、まだナイキやアディダスのようなビッグブランドではありません。今回、日本でのリブランドに協力してほしいというお話をいただいたとき、メジャーではないけど、だからこそ僕が手伝うことで何かを変えていけるチャンスなのではないかと思ったんです。自分なりの考えや仕掛けをプラスして、ケレメをより多くの方に知っていただき、ブランドイメージや魅力を発信していけたらいいなと考えています」
 
――『ケレメ』の魅力をどんなところに感じていますか?
「もともとシューズメーカーとしてスタートしたブランドで、僕も今年からケレメのスパイクを履いています。サッカー選手ですからスパイクに対しては強いこだわりがあって、素材の質や履いたときのフィット感、ポイントの高さなど、プロとしていつもかなり厳しく吟味しています。今回、『自分がケレメを履けないなら、仕事も受けられません』と伝えたうえで試させてもらったのですが、細かいところの機能もフィット感も、デザイン性もとても良くて、信頼できる高いクオリティを知りました。

 それと、僕は洋服が好きなんですけど、ケレメは街で普段着として着られる『VALENCIANO』というアパレルも立ち上げていて、それが機能的で着やすくてとてもスタイリッシュなんです。それも伝えていきたいですね。今後ヨガ・フィットネスウェアも手がけていく予定もあって、スポーツブランドだけど、アパレルでもいろいろ面白いことに取り組んでいるところにも魅力を感じています。僕自身、挑戦を好む性格ですから。サッカー選手として現役中に企業の取締役に就任することは、自分にとって新しい挑戦なのでワクワクしています」

【画像】2022 J1リーグ各チームの開幕予想布陣!
 

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