デビューから約１か月で旗手怜央の価値は３倍に上がった――。元イングランド代表のストライカーはそう主張している。

　今冬に川崎フロンターレからセルティックに移籍した旗手は、デビュー戦でいきなりマン・オブ・ザ・マッチに輝くと、２戦目で圧巻の初ゴール。そして、宿敵レンジャーズとのオールドファームでは２得点・１アシストという大暴れを見せ、一躍脚光を浴びる存在となった。

　そんな日本代表MFについて言及したのが、元イングランド代表FWのガブリエル・アグボンラホールだ。英メディア『Football insider』で、「セルティックは４人の日本人選手を獲得した。そのうちの２人は絶対的な掘り出し物だったと思う」と切り出し、こう語っている。

「ハタテが、彼にとって最初のオールドファームで、緊迫した雰囲気の中であのようなプレーをしたのは、素晴らしかった」

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　アストン・ビラで活躍した名手は、「彼らはとても安かった。ハタテのパフォーマンスを考えると、おそらくすでに価値が３倍になっている。セルティックには良いビジネスだった」と続けている。

「彼らは本当に才能のある選手に見える。セルティックは日本市場でさらに発掘していくだろうと確信している」

『Football insider』は、旗手の移籍金は140万ポンド（約２億1700万円）で、アグボンラホールの見立て通りなら、少なくとも420万ポンド（約６億5100万円）の価値がある、と綴っている。

　文字通り評価がうなぎ上りの旗手。現地でも注目されているこの24歳から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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