女子はインスタント麺なのに…「毎日ナマコを食べる」で炎上の中国代表主将、発言の“真相”が明らかに!「叩くのは的外れ」

2022年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベトナム戦の失点シーンで相手のクロスをよけたこともあり…

先月の日本戦でも先発したウー・シー。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 事の発端は、中国女子代表の主将ワン・シャンシャンのコメントだった。

 2月6日に開催された女子アジアカップの決勝で、中国代表は0-2からの大逆転で韓国代表に劇的勝利。16年ぶり9度目の優勝を果たした。

 戴冠の翌日、『CCTV』のインタビューで、「決勝の後に何を食べましたか?」と問われたワン・シャンシャンは、なんと「インスタントラーメン」と回答。「試合の後、ホテルで用意されたインド料理が口に合わず、チーム全員がインスタントラーメンを食べた」と明かした。

 この発言によって、思わぬ攻撃を浴びることになったのが、今月1日のカタール・ワールドカップのアジア最終予選でベトナムにまさかの完敗を喫し、厳しい非難に晒されている男子代表だった。

【PHOTO】重要な2連戦!埼玉スタジアムに駆けつけた日本代表サポーター!
 中国のポータルサイト『捜狐』が、「男子代表には3人のシェフがいる。ほぼすべての食事のニーズを満たすことができる。食材も最高級だ。主将のウー・シーは毎日ナマコを食べていることを明かした」と綴るなど、男女格差が問題視されたのだ。要は、「女子よりはるかに環境や待遇がいいのに、結果を残していないじゃないか」というわけだ。

 なかでも、過去に「毎日ナマコを食べている」と発言していた動画が出回ったキャプテンは、ベトナム戦の失点シーンで相手のクロスをよけたこともあって、辛辣な批判を浴びた。

 ただ、ここにきて新たな事実が判明した。『捜狐』が続報で伝えたところによれば、そもそもウー・シーがこうした発言をしたのは、ナマコの販売会社が代表チームのスポンサーになっていたからで、一種のコマーシャルだったという。

 上海のメディア『モーニングニュース』は、「ウー・シーはスポンサーのニーズを満たしただけで、叩くのは的外れだ」と主張している。

 現地報道によれば、規定により、ウー・シーはCM出演料の代わりに、ナマコを現品支給されたとのこと。代表活動に限らず、実際に毎日食べられる状況だったのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】中山のクロスにドンピシャのヘッド!伊東純也の鮮やかな3戦連発弾

【動画】大迫が中国戦で代表通算25ゴール目! PKをしっかり沈め先制

次ページ【動画】中山のクロスにドンピシャのヘッド!伊東純也の鮮やかな3戦連発弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事