森保監督、旗手怜央の躍動に「結果を出している姿は嬉しい限り」。中国&サウジ戦未招集も「候補に入れて議論していた」

2022年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

11日に欧州視察へ出発

日本代表の森保監督が欧州視察を前に取材対応を行なった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の森保一監督が2月10日、11日に出発する欧州視察を前にオンラインでの取材対応を行ない、セルティックで躍動する旗手怜央に対する印象などを語った。
 
 カタール・ワールドカップ・アジア最終予選で2位の座をキープし、本大会出場へ王手が掛かった日本代表は、3月24日にオーストラリア戦、同29日にベトナム戦を迎える。約1か月半後に迎える大一番へ向けて、森保監督は欧州を舞台に戦う選手たちの状態をチェックすべく、「約2週間の予定」で現地視察に向かう。

 今回の欧州視察では、JFAオフィスのあるドイツ・デュッセルドルフを拠点に車移動が可能な範囲で視察を行なうという指揮官だが、目下リーグ戦で大活躍を見せているセルティックの旗手怜央の印象を問われると、「活躍は嬉しい。セルティックで成長しているというより、大きな野心を持ってプレーしていることが、結果に繋がっていると思う」と、その活躍ぶりを喜んだ。

 また、五輪代表では大学時代から継続してパフォーマンスを見続けてきたなかで、「チーム内ではラージグループには入っていたが、(常に招集ということはなく)追加招集で活動に参加するということも多かった。そうしたなかで、モチベーションを落とさず、常に向上心を持ってやり続けてきたことが結果につながっている」と高い意識で取り組んできた部分を高く評価。未招集だった先月下旬からの代表活動でも、「候補には入っていて議論もしていた」というが、フィールドプレーヤー20名を模索するなか、難しい選考を迫られたが、招集には至らなかったと胸の内を明かした。

 旗手は9日に行なわれたスコティッシュ・プレミアリーグの26節・アバディーン戦にも先発出場。76分までプレーし、3-2の勝利に貢献している。森保監督からの評価も確実に高まっているなかで、3月の大一番での招集、そして起用はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】森保監督も高く評価! 旗手怜央がマザーウェル戦で魅せたアシストパス!

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