「リバプールの移籍レーダーに入っても驚きはない」旗手怜央の躍動に英紙注目!「驚くほどスキルがあり、南野より守備に適応」

2022年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に高いポテンシャルを持っていると確信できる」

注目のオールドファームで2ゴール・1アシストと躍動した旗手。(C)Getty Images

 伝統のオールドファームで、2ゴール・1アシストをマークしたセルティックの旗手怜央は、一躍注目を集める存在となっている。

 南野拓実が所属するリバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、「ハタテは只者ではないな」とツイートしたことでも話題となった。

 そんななか、そのリバプールの地元紙『Liverpool Echo』も、この24歳MFに着目。残留した南野に関する記事の中で旗手にも言及している。

 同紙は、まず南野について、「クラブが冬の移籍市場で2000万ポンド(約28億円)での売却にオープンだったのは、驚かない」と指摘。ルイス・ディアスの加入、モハメド・サラーとサディオ・マネのアフリカ・ネーションズカップからの帰還でまた序列が下がるとし、「多くの人が、これがラストシーズンになる可能性があると予想している」と綴っている。

【動画】称賛相次ぐ! 旗手が宿敵との大一番で奪った衝撃の2ゴールをチェック
 そして、旗手については、「日本市場に深い知識がある(アンジェ)ポステコグルー監督が彼を連れて来たという判断と、これまでのセルティックでのパフォーマンスに基づくと、ハタテは非常に高いポテンシャルを持っていると確信できる」とし、こう続けている。

「ハタテはミナミノのように非常にユーティリティで、より守備に適応でき、セントラルMF、左サイド、左SBとしてプレーできる。背は高くなく、フィジカル的でもないが、低重心で気持ちも強いため、"強く"見える」

 記事は、「彼は卓越したテクニックによって、精密なコントロールをし、ショートパスとロングパスを使い分ける能力がある。加えて、驚くほどスキルがあり、セルティック加入後のドリブル成功率は82%だ。 数試合のサンプルであったとしても、それは非常に印象的だ」と伝えている。

 最後に同メディアはこう締めくくっている。

「現在、彼がリバプールのようなクオリティの高いクラブで影響力を発揮できるかどうかを判断するのは困難だが、まだ伸びしろがあるように見える。したがって、彼が成長を続ければ、リバプールの移籍レーダーに入っても驚きはない」

 リバプールはともかく、この鮮烈な活躍により、多くのクラブが旗手に関心を持ったのは間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】伝統のオールドファームで2G1A!セルティックで活躍中の旗手怜央!

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