ケインが明かす“現時点のプレミアMVP”と“最も苦戦したDF”は?「本当にファンタスティックだ」

2022年02月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「ふたりがチームで果たしている役割は偉大だ」

開幕当初は不振を極めたものの、徐々に復調の兆しを見せているケイン。今シーズン印象に残った選手としてリバプールの攻守の要の名前を挙げた。(C)Getty Images

 トッテナムのエースストライカーが、ライバルチームの攻守の要を絶賛した。

 イングランド代表FWのハリー・ケインは『Amazon Prime Video Sport』のインタビューで、今シーズンのプレミアリーグについて、いくつかの質問に答えている。

「現時点でのプレミアリーグのMVPは?」との質問に対しては「モー・サラー」と回答し、ここ数年、得点王争いを繰り広げているライバルの名前を挙げた。

「サラーは本当にファンタスティックだ。彼は開幕からコンスタントにゴールを挙げ、素晴らしいシーズンを過ごしている。首位争いをするリバプールを牽引しているね」と絶賛している。

 たしかに、サラーはここまでリーグ戦20試合に出場し、16ゴール(リーグ1位)・9アシスト(リーグ2位)と申し分ない活躍を披露。現在参戦しているアフリカ・ネーションズカップでも、主将として母国を決勝進出に導いている(セネガルとの決勝は2月6日に開催)。
 
 さらに、「今シーズン対戦した選手で最も手強かったのは?」との問いにケインは、「(フィルジル)ファン・ダイクだ。彼は常に安定していて、素晴らしいディフェンダーだ」と答え、次のように続けた。

「リバプールがプレミアリーグ(20年)とチャンピオンズ・リーグ(19年)で優勝できたのは彼のおかげだ。非常にタフなプレーヤーで、大怪我(2020年10月に右膝前十字靭帯断裂)から復帰した今シーズンも見事な活躍を見せている」

 本人は「まだ怪我前の状態には戻っていない」と発言しているものの、リバプールの最終ラインでいまだに世界屈指のCBであることを証明しているファン・ダイクを褒め称えた。

「ふたりがリバプールで果たしている役割は偉大だよ」とリスペクトを語ったケイン。自身はここまで19試合で5ゴールと満足のいく結果を残せていないが、シーズン後半戦ではトッテナムを上位に導く活躍を期待したい。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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