「万能の日本を不快にさせた」中国女子代表のなでしこ撃破→男子のリベンジ達成に敵国メディアが歓喜!「やっと旧正月の餃子が食べられる」

2022年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「技術的には日本に劣っていたが…」

なでしこの3連覇を阻んだのは中国だった。(C)Getty Images

 沈んでいた中国サッカー界が沸いているようだ。

 2月3日、インドで開催されている女子アジアカップの準決勝で、中国代表は大会2連覇中のなでしこジャパンと対戦。植木理子の2ゴールで奪われた2度のリードを驚異の粘りで追いつくと、PK戦(4-3)にもつれ込む激闘を制して、ファイナル進出を決めた。

 中国は男子代表が、先月27日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、森保ジャパンに枠内シュート0本に抑え込まれ、0-2で敗戦。さらに、旧正月(春節)初日の2月1日には7戦全敗だったベトナムに1-3の完敗を喫したことで、メディアやファンから辛辣な批判の殺到していた。

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 それだけに、優勝候補のなでしこを破って男子のリベンジを果たした女子代表には、賛辞が贈られている。中国の大手スポーツメディア『新浪体育』は、記者や識者がSNSで発信した次のような声を紹介した。

「中国サッカー界を救った」
「二度リードされ、二度追いつき、PK戦で日本を敗退に追いやった」
「やっと旧正月の餃子が食べられる。女子チームに感謝」
「国際大会に出た時のボーナスは、男女同一にしても問題はない」
「女子は監督交代が成功した。男子は成功とはいかなかった」

 また同メディアは、「女子代表は男子のリベンジをするために、実践的な行動を取った。全体的な強さとメンバー構成は、男子と同様に中国は日本に遅れをとっている。日本は万能だ。だが、中国女子は男子とは違うレベルにあった」と綴り、女子代表をこう称えている。

「技術的には日本に劣っていたが、守備力と敗北を認めない粘り強さを利して、日本を非常に不快にさせた。2022年の伝統的な中国の春節が終わる前に、女子代表はファンを救い、同時に男子代表に平手打ちをした。男子は人々から次々に拒否されたが、女子は拍手喝采を浴びた」

 なでしこ撃破で、中国サッカー界は留飲を下げたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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