「ミナミノは過小評価されている」南野拓実の残留を地元メディアは歓迎!「必要な時に結果を出してきた」

2022年02月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「貴重な選手だったと認識されるのはアンフィールドを去る時」

移籍が取り沙汰されながらも残留が決定した南野。(C)Getty Images

 リバプールがルイス・ディアスを獲得し、前線のポジション争いはさらに厳しくなった。それでも、南野拓実は残留を望んだと言われる。その決断には、賛否両論があるだろう。

 確かなのは、南野の働きはリバプールで続けるのにふさわしいとの声もあるということだ。専門サイト『LIVERPOOL.COM』は1月31日、「比較的安価だったこと、求められていたことをしてきたことから、725万ポンド(約10億2000万円)で獲得してからの2年を失敗とはできない」と報じた。

「彼は決してモハメド・サラーやロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの代わりとして3トップの一角の座に挑戦する選手ではなかった。最初に彼をアンフィールドに連れてきたときに、リバプールはそれを分かっていたはずだ」

「むしろ、サラー、フィルミーノ、マネがいないときに、たとえ彼らほどを期待できなくても、代役としてしっかり仕事できる選手として、ユルゲン・クロップは彼を加えたのだ。ミナミノはまさしくそれをやってきた。呼ばれたときにピッチで自分の時間を大切にし、必要とされたときはたいてい、期待に応える結果を出してきた」

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 同メディアは「だからこそ、ディアスが加入しても、リバプールが彼をあと半年残すことに前向きなのはサプライズではない。ミナミノは、統計的に、試合でインパクトを残せる選手なのだ」と続けた。

「彼は過小評価されているバックアッパーで、おそらく貴重な選手だったと認識されるのは、アンフィールドを去ることになった時だろう」

『LIVERPOOL.COM』は、FAカップやチャンピオンズ・リーグで南野は貴重な駒になるとし、「年齢、プロフィール、そしてデータから、リバプールはミナミノがたとえ半年でも725万ポンドに見合った利益を残せると信頼できる」と伝えた。

「さらにいくつかゴールを決め、印象的なパフォーマンスをするだけで、彼の価値は高まるだろう。そしてたとえあまりプレーできなかったとしても、彼の価格は下がらないはず。彼を残すことで、リバプールはその立場を強めただけだ。そしてそれはシーズンが終わったときに証明されるだろう」

 厳しい状況の中で、日本代表アタッカーは結果を残せるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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