「ヨシダを売れば、深刻な過ちとなる」他クラブから関心の吉田麻也、地元メディアは売却に懸念!「引き止めるべき理由は…」

2022年01月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「アル・ジャジーラの幹部がイタリアに…」

他クラブからの関心が絶えない吉田。(C)Getty Images

 経験豊富で信頼度が高いからこそ、他クラブからの関心の報が絶えない。そしてだからこそ、クラブにとっては貴重な存在だ。残りわずかとなった冬のマーケットで、吉田麻也の去就に動きはあるのだろうか。

 守備の国イタリアに来て2年、吉田はサンプドリアとジェノバのファンの信頼を勝ち取り、最終ラインに欠かせない存在となってきた。その吉田には、プレミアリーグ復帰やミラン&インテルの関心、中東アル・ジャジーラへの移籍など、様々な噂が飛びかっている。

 サンプドリア専門サイト『SAMPNEWS24』は1月27日、「ヨシダを引き止めるべき理由」と題し、日本代表キャプテンを失うことはできないと主張した。

 同メディアは「マヤ・ヨシダに移籍の可能性があるかもしれない。アル・ジャジーラの幹部がイタリアに来ており、彼らが追っている選手のひとりが、サンプドリアのDFだ。彼の売却は予定にない。もしも売れば、深刻な過ちとなるだろう」と報じている。

「その理由はシンプルだ。マルコ・ジャンパオロ監督の下で、ヨシダはオマール・コリーと最終ラインのレギュラーコンビを組む予定だからである。今季で契約満了であり、高い年俸で現在負傷中なのは事実だ。だが、難しい後半戦でジャンパオロが困難に陥るかもしれないリスクがある。サンプドリアにそのリスクを冒すことはできない」

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 サンプドリアは公式戦で5連敗中。セリエAでも7試合白星から遠ざかっており、降格圏に3ポイント差の16位と苦しんでいる。クラブはロベルト・ダベルサ前監督を解任し、かつて指揮を託したことのあるジャンパオロを呼び戻した。

 吉田自身は1月6日のカリアリ戦で負傷し、戦列を離脱中。日本代表のワールドカップ予選も戦うことができず、先日SNSでつらい心境を明かしている。今はひたむきに早期復帰を目指しているはずだが、マーケットが閉まるまで去就を巡る喧騒が収まることはないだろう。

 シーズン後半戦もサンプドリアを残留に導くべく奮闘するのか、33歳に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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