「今後30年は日本に負け続ける!」中国スポーツ界の大物が日本に完敗の母国代表チームをバッサリ!

2022年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本に、完膚なきまでに叩きのめされた」

大エースのウー・レイ(手前)も日本守備陣の前に沈黙。シュートゼロに終わった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 木曜日に開催されたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選で、日本代表は中国代表に2-0で快勝。13分に大迫のPKで先制すると、その後は中国にチャンスらしいチャンスを与えず、61分に伊東のヘディングで追加点を挙げた。
【PHOTO】日本代表戦を彩る美女サポーターたちを一挙紹介!

 90分を通してみれば、決して褒められたチームパフォーマンスではなかったが、きっちり3ポイントを上積みした森保ジャパン。ショックを隠せないのは、これでワールドカップ行きの可能性がほぼ消滅した中国代表だ。リ・シャオペン新政権の初戦として大きな期待を背負って臨んだが、終わってみれば0-2というスコア以上の差を見せつけられた。グループBで2位以内に食い込む可能性はゼロとなり、プレーオフに回る3位の座も現実的には厳しい。残り3試合で3位オーストラリアとの勝点差は9だが、得失点差は15も開いてしまっている。

 中国メディアで絶大な支持を得る大物コメンテイター、ファン・ジャンシャン氏も嘆き節だ。公式ウェイボーを更新し、独特の言い回しで次のように中国サッカーの行く末を憂いた。

「まるで日清戦争の北洋艦隊のように、今日、東京(正しくは埼玉)で選手やコーチたちは敗北を喫しただけではない。中国代表チームは日本に、言うなれば完膚なきまでに叩きのめされたのだ。少しでも目の肥えた者ならば理解できただろう。今後20~30年間、あるいはもっと長く、中国は日本に負け続けるだろう。その1ページ目を刻んだのである。それを思い知らされたからこそ、悲嘆に暮れているのだ」
 

 なんとも大袈裟な表現だが、攻撃の糸口をまったく掴めず、枠内シュートがゼロに終わったとあっては致し方ないか。

 とはいえ、中国サッカー協会がリ・シャオペン監督に厳命しているのは、地元開催となる2023年アジアカップでの躍進だ。これからの1年半で強化を進め、どれだけ進化を遂げられるか。ここからの巻き返しが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【W杯アジア最終予選PHOTO】日本2-0中国|大迫!伊東!中国から2点を奪い、2022年初戦を勝利で飾る!

【動画】大迫だ! 伊東だ! W杯予選・中国戦の2ゴールをプレイバック!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事