「彼女ごときで人生棒に振るのかよ?」松井大輔がアテネ五輪の“那須坊主”事件の真相を本人とともに衝撃告白!

2022年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

那須氏に坊主を催促するも「心では笑ってるんです」

アテネ五輪を振り返った松井と那須。写真:Getty Images/サッカーダイジェスト

 元日本代表の松井大輔が26日、公式YouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。アテネ・オリンピックでの"那須坊主"事件の衝撃的なエピソードを那須大亮氏本人とともに明かしている。

 Y.S.C.C.横浜のフットサルチームで新たなチャレンジに踏み出している松井は1月21日に同じYS横浜のサッカーチームとも契約。新シーズンは、Jリーガーとして復帰を果たす。その松井が、今月19日に公式YouTubeチャンネル『松井大輔 / Daisuke Matsui』を開設。最初の特別ゲストとして、サッカー界でもユーチューバーとしていち早く活躍する鹿児島実高時代の同級生・那須大亮(元横浜・マリノス、浦和レッズなど)とのコラボで対談を行なった。
 
 26日に公開された最新動画では、アテネ五輪での思い出が語られたが、同部屋だった二人にとって、やはり思い出深かったのが、"那須坊主"事件に他ならない。初戦のパラグアイ戦、キャプテンを務めていた那須氏が失点に絡むミスで前半で2点のビハインドを負うと、そのまま前半終了とともに交代を命じられてしまった。チームも敗戦となり、那須氏は極度に落ち込んでいた。松井は部屋に戻ると、そんな那須氏に対し、「いけ!お前、いけ!坊主いけ!」と坊主にするよう促したという。

 99年、ワールドユースで準優勝を飾った黄金世代が丸坊主にして団結したというエピソードにヒントを得たという松井は、「那須はもうこれしかない」と那須の坊主にみんなが続くことを期待していたという。説得する松井に対し、那須は当初かたくなに拒んでいたというが、その理由の一つに、当時付き合う寸前までいっていた女性の存在があったという。

 身なりが変わってしまうことを気にしていた那須氏に、松井は「お前、ちっちゃくね?そんな彼女ごときで人生棒に振るのかよ?」と熱い言葉も入れながら説得。しかし、「心は笑ってるんですよ(笑)」と明かすと、スタッフからは「鬼!」という声も。日本にいる意中の女性へ電話で相談もした末に、最終的には坊主にした那須氏だが、結局は誰も続かず、その後の試合も起用はなし……。パラグアイ戦のミスで傷心し、「とにかく誰かに頼りたかった」という那須氏は、「まんまと松井に乗せられた(笑)」と最悪のエピソードを笑顔で振り返っていた。

 その他動画では、ふたりが衝撃を受けたというイタリア戦や、大舞台でのメンタルについて、さらに松井の移籍に絡んだ五輪への想いといったエピソードが展開されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】アテネ五輪で那須大亮が坊主になった主犯は松井大輔だった・・・

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