１月27日に開催されるカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の第７節で、森保ジャパンと対戦する中国代表のエース、ウー・レイが24日、日本戦に向けてコメントした。中国メディア『新浪体育』が伝えている。

　リ・シャオペン新監督が率いる中国のメンバーは、すでに来日。本日よりトレーニングをスタートさせた。所属するエスパニョールのあるバルセロナからドバイ経由で日本に到着したストライカーは、「身体がまったく疲れてないとは言えないけど、代表に戻ってこられて満足だ」と語った。

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　日本との一戦については、「（昨年９月の）最初の対戦では０－１だったけど、内容を見れば、誰も満足はしていない。前回の試合の経験から学ばなければいけない。結果がどうであれ、自分たちの力を出す必要がある」と話し、チームに奮起を促した。

「日本の強さは僕らを上回っていて、その差は認識している。何があっても、ベストを尽くして自分自身を示す必要がある。誰もが、良いプレーするためにハードワークをしている。チームメイトを助けるために、チーム全体が同じ方向を向く必要がある」

　３日後の試合は有観客となり、アウェーの雰囲気の中で戦うことになるが、「選手として、無観客のスタジアムよりもファンがいるほうが間違いなくいい。多くのファンが入ることを願っている」とコメントした。

　現在４勝２敗の勝点12でグループBの２位につける日本に対し、中国は１勝２分け３敗の勝点５で５位に沈み、もう後がない状況だ。

　中国国内では悲観的な声もあるなか、スペインでプレーする30歳のエースがどんなプレーを見せるのか。吉田麻也と冨安健洋のレギュラーCB２枚を欠く日本にとっては、嫌な存在だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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