マンCとの契約は23年6月までとなっているグアルディオラ監督
自身4度目のプレミアリーグ制覇へ独走態勢を築いているマンCのグアルディオラ監督。(C)Getty Images
現地時間1月22日、イギリスのタブロイド紙『デイリー・ミラー』が、「マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に対し、オランダ・サッカー協会(KNVB)が代表監督就任のオファーを出す可能性がある」と報じた。
同紙は、20年11月にグアルディオラ監督がクラブと契約を2年延長する前から、KNVBが去就について調査を進めていたと伝えている。
グアルディオラ監督とマンチェスター・Cの契約は23年6月までとなっており、去就に関して本人は、「将来はいつだって結果次第なんだ。シーズンの終わりに何が起きるのかを見てみよう。(退団するとしたら)クラブと一緒に決めることになるだろう」と話している。
今シーズンのマンチェスター・Cはプレミアリーグで独走態勢を築いており、悲願のCL制覇に集中して戦える環境が整いつつある。
グアルディオラ監督にとってオランダは縁が深く、現役時代には、バルセロナのトップチームへ抜擢してくれた同国の英雄ヨハン・クライフから薫陶を受け、自身の弟で代理人のペレ・グアルディオラは昨年12月にオランダの大手エージェント企業『SEG』と提携を結んでいる。
同紙は、仮にグアルディオラ監督がマンチェスター・Cと契約満了になった場合、後任候補としてアヤックス監督のエリク・テン・ハーグを挙げている。
テン・ハーグは、グアルディオラ監督がバイエルンを率いていた頃にバイエルンⅡの監督を務めており、クライフのサッカー哲学を信奉している。そして代理人が『SEG』社と縁が深い人物だ。
現オランダ監督のルイス・ファンハールとKNVBの契約は今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ終了後の12月31日となっている。
グアルディオラ監督がどんな決断を下すか注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部