前田は再三のチャンスを生かせず、初先発の井手口は負傷交代…セルティックは3部クラブを下してカップ戦16強入り

2022年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

デビュー戦でMOMに輝いた旗手に出番は訪れず

前田はデビューから2戦連発とはならなかった。(C)Getty Images

 現地時間1月22日に開催されたスコティッシュカップの4回戦で、日本人選手4人が所属するセルティックが、3部のアウラ・アスレティックと敵地で対戦した。

 デビュー戦となった17日のハイバーニアン戦(〇2―0、スコットランド・リーグ第21節)で、早速ゴールを奪った前田大然は2試合連続、井手口陽介は初先発。ハイバーニアン戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた旗手怜央はベンチスタート、故障中の古橋亨梧はベンチ外となった。

 公式戦10試合負けなし(9勝1分け)と絶好調のセルティックは、14分に幸先よく先制点を奪う。スケールズが井手口とのパス交換から、左サイドからクロスを送り込むと、タイミングよく走り込んだギアクマキスが上手く右足で合わせた。
【動画】右足ダイレクトで正確なフィニッシュ!前田大然が決めた衝撃の開始4分弾

 31分には前田にビッグチャンスが到来。ペナルティエリア左で相手のクリアをカットし、ゴール至近距離からシュートを放つが、GKハットンに防がれる。
 
 アウェーチームは、前半アディショナルタイム1分にアバダが強烈なミドルシュートを叩き込み、2ー0として前半を終えると、後半に入っても圧倒的にゲームを支配。58分には左サイドからのアーリークロスに前田がダイビングヘッドで飛び込むも、またしてもハットンに阻まれる。

 迎えた60分過ぎに、井手口にアクシデントが発生。ボールを奪いに行った際に相手に足首を踏まれ、そのまま足を気にしながらベンチへと下がった。

 デビューから2戦連発を狙う前田は、72分にも右サイドでラストパスを受け、GKと1対1の決定機を迎えるが、シュートを枠に収めきれない。

 終盤に、反撃に遭って1点を返されたものの、地力に勝るセルティックがこのまま逃げ切り、2―1で順当に勝利。ベスト16へ駒を進めた。

 なお、前田はフル出場し、旗手に出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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