【J1】ドウグラスが2発!! 第2ステージ首位の広島が横浜を下し、年間でもトップに立つ!

2015年07月25日 サッカーダイジェスト編集部

膠着した展開をPKで打破し、電光石火のカウンターで追加点。

広島はドウグラスのPKで膠着した展開を打開した。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグ第2ステージ4節は7月25日に9試合が開催され、首位の広島は横浜と対戦、ドウグラスの2得点で2-0と勝利した。広島は第2ステージ4連勝とし、首位の座をがっちりキープしている。
 
 前半は互いに相手の出方を慎重に窺う展開に。横浜が中村を中心にボールを支配し、じりじりとゴールに迫ろうとすれば、広島も中盤でのボール奪取から青山を軸に相手の隙を突こうとするが、ともにゴールを予感させるチャンスにはつながらない。
 
 しかし、前半アディショナルタイムに試合が動く。広島がCKを得ると、ゴール前でのポジション取りで横浜の三門が広島の柏をホールディングで倒してしまい、広島にPKが与えられる。これをドウグラスが落ち着いて決め、ホームの広島が先制した。
 
 後半は立ち上がりから横浜が押し込んだものの、54分に広島が電光石火のカウンターを発動。森崎和のボール奪取からチャンスを掴み、右サイドを駆け上がったミキッチに展開すると、そのミキッチのクロスからまたもやドウグラスがヘディングで流し込んだ。
 
 2点をリードした広島は66分、佐藤に代えて東アジアカップの日本代表メンバーに選出された浅野を投入。さらに浅野のスピードを活かしたカウンター攻撃でゴールを狙う。
 
 横浜も伊藤、ラフィーニャを投入し、反撃するもののゴールには至らず、結局広島が2-0で完勝。広島は第2ステージ開幕4連勝で首位固めに成功するとともに、年間順位でも名古屋に敗れた浦和を抜いてトップに立った。
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