「カマダはファイターだ」フランクフルト鎌田大地に現地メディアが最高評価&MOMに選出!「自己主張が足りないと批判されたが…」

2022年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合はドローに終わるも…

今シーズンのリーグ戦2点目を決めた鎌田。(C)Getty Images

 現地時間1月16日に行なわれたブンデスリーガ第19節で、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトはアウクスブルクと対戦し、1-1のドローに終わった。両日本人選手は、ともにフル出場を果たしている。

 鎌田は22分に先制点を奪い、今シーズンのブンデスで2点目を記録。現地専門誌『kicker』は、「カマダはファイターであり、チームに変化を与える」と称えた。採点では、チーム内単独トップの「2点」を与えられ、マン・オブ・ザ・マッチに選出されている(※ドイツ・メディアの採点は1が最高、6が最低)。

「背番号15は、アウクスブルク戦で最も印象的な形でゴールシートに名前を刻んだ。MFのクオリティはかなり多様化しており、今では前線で戦うこともできるようになった。オリバー・グラスナーは鎌田のゴールシーンを『美しいプレーだった』と称えた。そう思ったのは指揮官だけではなかっただろう」
 
 そして、印象的であったのはゴールシーンに留まらないと称えている。

「日本人選手の最も華やかなシーンではあったが、それだけではない。この25歳はディフェンスラインの間のスペースに何度も危険なボールを突き刺し、クリエイティブなアイデアと81%という高いパス成功率で、フランクフルトの攻撃の要となった。

 しかし何よりも、鎌田は前線で戦うファイターだった。フランクフルトの選手の中で最も多くのデュエルに挑み、59%の確率で勝利した。何度も何度も相手陣内でボールを奪って、賢く、そして毒々しくプレーした。デュエルで自己主張が足りないといって批判されることは今はもうほとんど無くなった」

 鎌田はこれで、今シーズンの公式戦で5ゴール・1アシスト。昨シーズンに比べれば物足りなさはあり、「合格点ではあるが、まだ改善の余地はある」(『kicker』)とも評されている。

 とはいえ、チームには欠かせない存在となっていることは疑いようがない。今後の活躍に、現地メディアも期待を膨らませているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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