王座奪還を狙う鹿島が始動!新「10番」荒木遼太郎は、「やっぱりタイトルを一番に考えてやりたい」

2022年01月12日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島の10番は「高校の大先輩、本山(雅志)さん」のイメージ

「10ゴール・10アシスト」を今季の目標に掲げた荒木。写真:徳原隆元

 鹿島アントラーズは1月12日、新シーズンに向けて始動した。

 注目選手のひとりは、昨季36試合で10得点、Jリーグのベストヤングプレーヤーに輝いた荒木遼太郎だ。

 新シーズンは背番号「10」を背負うプロ3年目の若武者は、「小さいころからサッカーをする上で10番がエースだと思っていて、番号に対するこだわりはあります。高校時代も中学時代も10番を付けさせてもらっていた。背負いたいという気持ちが強かった」とし、自ら背番号の変更を申し出た。

 憧れは、同じ東福岡高出身の鹿島のレジェンドだ。

「(鹿島の10番は)高校の大先輩、本山(雅志)さんが付けていて、自分も付けたいなと思っていた。それに恥じないようなプレーをしていきたい」と更なる飛躍を誓った。
 
 個人の目標は、10得点・7アシストの昨季越え。

「去年たくさんゴールが取れたので、あまり高すぎる目標は設けたくないですが、10ゴール・10アシスト。ハードルは高いですが、頑張りたいなと思います」

 前線には昨季チームトップの14ゴールを記録した上田綺世に加え、ベルギーのシント=トロイデンから鈴木優磨が復帰。2列目には土居聖真やファン・アラーノのほか、新たにサガン鳥栖から樋口雄太、柏レイソルから仲間隼斗、湘南ベルマーレから復帰した名古新太郎など豪華攻撃陣が揃う。

「前線の選手が多くて、FWも強烈。アシストは問題ないと思っています。ゴールは去年よりも貪欲にシュートの意識を持っていきたい」そう"エース"争いに名乗りを上げた。

 チームとしては、ベテランの移籍も多く「間違いなく若いチーム。どんな時も元気を出して、若手のチームらしく勢いを持ってやっていきたい」とし、「自分は、鹿島に入ってまだタイトルが取れていないので、やっぱりタイトルを一番に考えてやりたい」と意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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