ラ・リーガ前半戦のMVPを選出! 15ゴール・7アシストのベンゼマではなく…

2022年01月02日 下村正幸

3位と4位にはベティスのアタッカーコンビを

ヴィニシウスとともにマドリーの首位快走の原動力となっているベンゼマ。(C)Getty Images

 フィニッシュの精度や判断力が見違えるほど向上したヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)がラ・リーガ前半戦のMVPだ。

 ミスを恐れずにチャレンジしつづけるメンタルタフネスも健在で、名手エデン・アザールとの定位置争いに圧勝。首位を快走するマドリーを力強く牽引している。

 2位とした同僚のカリム・ベンゼマも、組み立てに顔を出しながら15得点・7アシストと、貢献度ではヴィニシウスに見劣りしない。

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 3位と4位には、ベティスのアタッカーコンビ、ナビル・フェキルとファンミを選出。15節レバンテ戦の3点目は、前者のノールックパスを後者が左足で流し込むというふたりの芸術的センスが凝縮されたゴールだった。\

 5位のトニ・クロース(R・マドリー)は怪我による出遅れをまるで感じさせない充実ぶり。持ち前の正確無比なパスは、ヴィニシウスという強力な武器を得てさらに威力を増している。

文●下村正幸

※『ワールドサッカーダイジェスト』2022年1月6日号より転載・加筆

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