「冨安にはじき出された」アーセナルの24歳がローマに移籍か。「日本人の安定したパフォーマンスに圧倒され…」

2021年12月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「アーセナルではいつも控えだった」

ローマ移籍が取り沙汰されているメイトランド=ナイルズ。(C)Getty Images

 今シーズンからローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、以前から選手層の薄さを嘆いてきた。冬のマーケットで、クラブは指揮官の不満を少しでも解消しようと努めている。

 その補強候補のひとりが、アーセナルのエインスリー・メイトランド=ナイルズだ。右サイドの不動のレギュラー、リック・カルスドルプの負担を軽減できる存在になることが期待されている。

 アーセナルのユース出身で出場数が130試合を超える24歳だが、イタリアであまり知られていない存在なのは否定できない。そのため、イタリアの各メディアは、「メイトランド=ナイルズとは何者だ?」と、そのプロフィールを紹介している。

 そのひとつ、『TUTTOmercatoWEB』は、メイトランド=ナイルズがアーセナルで出場機会を得られていないことを伝える中で、冨安健洋とのポジション争いで後れをとったと報じた。

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 同メディアは、メイトランド=ナイルズが「トミヤスとのポジション争いではじき出された」と綴り、こう続けている。

「以前はエクトル・ベジェリン、そして日本人選手の安定したパフォーマンスに圧倒され、アーセナルではいつも控えだった。そのアーセナルで、彼はいずれにしても5つのトロフィーを獲得し、イングランド代表にも選出されている」

 一方で、「非常にフィジカルのある、ロングボールを蹴ることができる選手」とも表現している。

「モウリーニョ監督が最近導入した3-5-2のシステムにとって理想的だ」

 総額1000万ユーロ(約12億5000万円)超の買い取りオプションつきレンタルでの移籍が報じられているメイトランド=ナイルズは、同胞のタミー・エイブラハムやクリス・スモーリングとともに、永遠の都で新たな挑戦に臨むこととなるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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