【FC東京】「スーパーな森重真人選手をいつか越えられるように」。渡辺剛がKVコルトレイクへ完全移籍

2021年12月28日 サッカーダイジェスト編集部

「森重さんの隣でプレーできたことは僕にとって大きな財産」

海外移籍が決まった渡辺。新天地のKVコルトレイクでの活躍が期待される。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

 21年12月28日、FC東京が渡辺剛の完全移籍を発表。24歳のセンターバックが新天地に選んだのはベルギーのKVコルトレイクで、本人はファン・サポーターに向けて次のようにコメントしている。

「このたび、ベルギーのKVコルトレイクに移籍がすることが決まりました。
ファン・サポーターのみなさまの前でご挨拶できればよかったのですがこの場でのご報告となり申し訳ございません。

FC東京に大学を卒業してから戻ってこれると決まった時に自分の中で、『リーグ優勝に貢献したい!』『FC東京という素晴らしいチームをもっといろんな方に知っていただきたい!』という強い気持ちで加入しました。

その中でリーグ優勝という目標を掲げて3年戦ってきましたが、その目標を達成することはできませんでした。本当に悔しいですし、応援してくださったファン・サポーターのみなさまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
ですが、僕自身で言えばプロ1年目の後半から試合に出させていただき、チーム最高順位であるJリーグ2位やACL出場、ルヴァンカップ優勝など沢山の素晴らしい経験をさせていただきました。ルヴァンカップを優勝したときの雰囲気や達成感は一生忘れられない素晴らしい経験となりました。

そして3年間という短い間でしたが、森重さんの隣でプレーできたことは僕にとって大きな財産ですし、スーパーな森重真人選手をいつか越えられるように僕自身ベルギーで成長してきます!!

最後になりますが、FC東京のファン・サポーターのみなさんの声援や拍手での応援はいつも僕の力となっていました。みなさんがいなければ、私はここまで来ることはできませんでした。

今の僕があるのはFC東京のおかげです。

3年間本当に温かい応援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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