「ものすごく良い思い出」田嶋会長が浦和南高時代を“貴重映像”とともに回想! 「選手権の歴史が日本サッカーの歴史」

2021年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「静岡学園との決勝は100年の歴史の中でも素晴らしい試合」

日本サッカー協会の田嶋会長が、選手権2連覇を達成した浦和南高時代を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会(JFA)は12月27日、公式ツイッター(@JFA)にて、選手権へ臨む高校生たちへ向けた田嶋幸三会長のメッセージ動画を公開した。

 田嶋会長はかつて埼玉の強豪である浦和南高でキャプテンを務め、1976年1月に行なわれた第54回全国高校サッカー選手権の決勝で2ゴールを挙げ、日本一に大きく貢献。開催地が首都圏に移った翌年の第55回大会でもファイナルへと勝ち進み、静岡学園との点の取り合いとなった決勝を5-4で制し、2連覇を成し遂げた。

 動画で田嶋会長は、高校サッカーの人気をより一層高めたこの2大会の貴重映像とともに、高校時代を振り返っている。

「私は浦和南高校の選手として、第54回大会(昭和50年・大阪開催)に出場して、幸運にもその大会で優勝することができました。大阪にはものすごく大きな良い思い出があります。

 そして(首都圏開催となった)翌年には、国立競技場という聖地ができました。そして最初の首都圏開催の決勝となった浦和南高校、2連覇の挑戦。同じサッカーどころである静岡県の静岡学園との決勝は、この高校サッカー選手権の100年の歴史の中でも、非常に素晴らしい試合になったと思っています」
 
  また、選手権が今回で節目の100回目を迎える一方、日本サッカー協会も今年で創立100周年を迎えたことにも触れ、「まさに高校サッカー選手権の歴史が日本サッカーの歴史と言っても過言ではない」とコメント。高校サッカーと協会の繁栄を願い、「皆さん一緒に手をたずさえて日本サッカー界を盛り上げていきましょう。皆さん第100回大会頑張ってください」とエールを送った。

 選手権はいよいよ明日28日に開幕。開会式後に関東一(東京)と中津東(大分)による開幕戦が行なわれる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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