「プロでもなかなか見られない」中村憲剛が選手権の華麗な“伝説ゴール”に改めて感嘆!「完璧だよ、高校レベルでこんなの…」

2021年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シュートが入らないのもらしいよね」

自身は選手権の舞台に立てなかった中村氏が絶賛したのは…。(C)SOCCER DIGEST

 DAZNで配信中の元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回に、いずれも元日本代表の中村憲剛、岩政大樹、佐藤寿人の3氏がゲスト出演。高校サッカー選手権の名場面を振り返った。

 12月28日に記念すべき第100回大会が開幕する選手権には、後に日本代表で活躍する選手たちが、鮮烈なインパクトを残してきた。
【画像】初戦から好カードが目白押し!第100回高校サッカー選手権の組み合わせをチェック

 番組内では、その中から決勝のピッチに立った名手たちのプレーをピックアップ。中村俊輔(桐光学園)、松井大輔(鹿児島実)、大久保嘉人(国見)、大迫勇也(鹿児島城西)が登場するなか、一同がひと際沸いたのが、2005年度大会決勝で鹿児島実を破った野洲の14番、乾貴士のプレーだ。
 
 当時の高体連では、フィジカル重視のチームが少なくないなか、パスワークやドリブルなどテクニックを前面に出した「セクシーフットボール」でこの大会を席巻し、初優勝を果たした野洲の中盤で異彩を放ったのが、2年生の乾だった。

 そのドリブラーが得意の仕掛けからシュートを放って外したシーンでは、「(ドリブルが今の)まんま」(中村氏)、「シュートが入らないのもらしいよね」(内田氏)と突っ込み。そして、右サイドでボールを受け、ドリブルで中に持ち込んだ乾のヒールパスから、ワンタッチでパスを2本繋いで決めた華麗な決勝点には、一同改めて感嘆した様子だった。

 この"高校サッカー史上最も美しいゴール"とも評される伝説の一撃を、中村氏は「完璧だよ、この崩し。高校レベルでこんなの見られるの。プロでもなかなか見られない」と絶賛している。

 川崎フロンターレの攻撃サッカーをコントロールしてきた司令塔も思わず唸ったこのゴールは、ずっと後世に語り継がれていくことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】乾貴士のヒールパスからワンタッチで繋いだ決勝ゴール!「高校サッカー史上最も美しい」と語り継がれる伝説弾をチェック

【選手権PHOTO】冬の選手権を熱くする必見FWを写真でチェック!

【選手権PHOTO】冬の選手権を熱くする必見MFを写真でチェック!

【選手権PHOTO】冬の選手権を熱くする必見DF・GKを写真でチェック!

 

次ページ【動画】【動画】乾貴士のヒールパスからワンタッチで繋いだ決勝ゴール!「高校サッカー史上最も美しい」と語り継がれる伝説弾(1分58秒~)

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事